20140714 of Central Sun Ascension Report

2014/7/14 月例セミナー

このメッセージのいいねポイントは

肉体という小さな自分とすべてなる大きな自分


①高い自分に意識を向けているときが高い自分

私は光のマスターとしてお話をいたします。今日は自分という意識、自分がないという意識、すべてが自分であるという意識、これらの話をしていこうと思います。皆さん方は肉体の中の自分という意識で毎日を過ごしております。皆さん方の人生はこの肉体の中で自分という意識が生まれ、成長し、そしてこの肉体の意識がなくなるまでを自分という存在として位置づけ、自分の人生を意識していきます。

自分という意識は個別の肉体を扱うときには演技であり、都合が良いでしょう。ほかの人と自分は異なる、自分には自分の人生があり、自分の選択を自分が行なっている。こういう意識として自分があります。自分という意識によって他人がつくられていき、自分と他人との関係を学んでいる意識になります。自分という意識をもてばもつほど、他人という意識がつくられていき、自分と他人とのかかわりをどのようにつくり上げ、どう変化させていこのか。これが人によってかなり異なってきます。

自分が大事であり、自分のために他人を利用する。他人を自分のために動いてもらう。このようにすべてを自分がうまくいくように理解する人もいるでしょう。あるいは自分と他人を同じレベルで眺めていき、他人が苦しいとき、何か手伝ってあげる。他人が困っていたり、悩んでいたりすると、相談をしてあげる。自分が何か、うまくいかないとき、他人の意見を参考にする。いろんなかかわりによって自分と他人との関係をお互いにうまくいくようにもっていこうと考える人もいるでしょう。

なるべく他人の方を優先させ、自分よりもほかの人が楽になるように、ほかの人が少しでも良い生き方を進めることができるように、できるだけ手伝ってあげる。こういう意識の人もいるでしょう。自分と他人とのかかわりにおいて、自分という意識を強く持っている人は、実際には自分という強い意識をつくるがゆえに、他人という存在を強くつくり上げていき、自分と他人との間の関係が強い関係へと動いていきます。

自分の意識を強くすればするほど、他人のかかわりを強く意識するようになり、少しでも干渉されると過敏に反応する。他人がまったく干渉しないと、また過敏に反応する。自分と他人との関係を強く意識すればするほど、ホンのわずかなことにも敏感に反応しやすくなっていきます。自分という意識をそれほど強くもっていない人は、他人にもそれほど強い意識をもたなくなっていき、他人を見てもあまり干渉しないのと同時に、あまり自分も干渉されたくもない、干渉する気もないし、あまり気にしない。こういう人間関係の人もいるでしょう。

自分と他人とのかかわりをみていくとき、他人を考えるときにあたかも自分のことのように、自分がもしそうだったらこれは大変だ、自分も昔、経験したことがあるのでこれはなんとかしてあげないとかわいそうだ、こういう自分との体験のからみで相手のことを深く感ずるようになり、他人を自分のように感じて、何か手伝っていく、助けてあげる、という意識が出てくる人もいるでしょう。

はじめはそれほど他人に意識を向けていなかったとしても、だんだん自分が他人とのかかわりを強くしていき、自分の体験と他人の体験が似たような人に目がいくと、つい自分が苦しんでいたときと同じようなことを見たとき、助けてあげたくなる、手伝ってあげたくなる、こういう意識に発展することもあります。

自分と他人という関係はある意味ではシンボルであり、基本は全部、自分の鏡として映し出されておりますが、それでも自分とはまったく異なる人間、まったく異なるものという意識もそこに入っております。自分と異なる人間であるように見えても、実際には自分と同じような体験をしていたり、同じような苦しみ、同じような悲しみを体験している。だから自分が苦しんでいたとき、それを思い出して助けてあげようと思う。こういう気持ちが現れてきます。

このように自分と他人をつなぐかかわりのエネルギーとして、相手を思うここと、相手のために何かしたいと思う心、この心はとても素晴らしい心になってきて、相手のために何かをしてあげてもそこに執着せず、見返りを求めない。ただその人のことを思って何かしてあげる。こういう思いやり的な心が断断自分に備わってきます。

そうすることによって自分と他人の距離感が近づいてきて、他人も自分と同じように苦しみ、同じような悲しみを体験しているんだ。ほかの人も自分と同じような生き方をしているんだ。そういうことがだんだん分かってくると、自分の周りにいる他人はどこかで自分と同じようなものを身につけている。自分と同じような苦しみを体験していたり、自分と同じような意識の在り方で困っていたり、どこかで自分との関係やつながりを見出すことができます。

他人とのかかわりにおいて、自分と他人との心の距離感がだんだん近くなってくると、物理的な人間として別の人間であったとしても、心のレベルで分かり合える、親しい人間関係をつくることができるようになっていきます。だんだん自分と他人との距離が小さくなり、相手のことがより分かりやすくなっていく。相手が困っているときにはすぐに自分も感じられてきて、何かを手伝おうと思う。このようにして他人の変化、心の変化を感じ取りやすくなっていくのです。

皆さん方にとって大きな自分に成長していく過程において、この他人とのかかわりがとても大事であり、他人が大きな自分の一部を見せている。他人の一人ひとりが必ず自分に何かを見せている。これを実感し、感じていく必要があるのです。他人といっても家族の場合は別の側面で鏡を演じ合っており、自分と近い人、親しい人であったとしても、いかに一人ひとりの心が違っているか。習慣や生活がほとんど同じであったとしても、人間の心はまったく別になっている。それを学ぶための場として家庭があります。

家庭で同じような生活をしていても、心の在り方はまったく異なっているのです。そうやって同じ生活をしていながらも、心がまったく違う人との間で共同生活をしながら、自分とは何なのか。他人とは何なのか。人生とは何なのか。いろいろ学んでいくのが家庭を通しての学びになります。

家庭ではなくほかの人々とのかかわりで見ると、ほかの人との間に人間的な関係がつくられ、いろいろやり取りをしていくと、家族とは異なる心の動きが現れてきます。そもそも考え方や根本的な発想が異なっている。自分としてはまったく理解できないような考え方、まったく想像もつかないような考え方の人が現れ、改めて自分がみにつけてきた考え方が絶対的に良いものとはいえなくなってしまう。そういう感覚になる状態もあります。他人とのかかわりにおいて、まったく異なる人間との間でどのように良い関係をつくり、異なる価値観、異なる生き方の人間でも、お互いを認めていく、認め合うという意識が大事になるのです。

他人との間において、少しずつ相手を理解することができ、だんだん相手の思いが分かるようになっていくと、自分自身の見方も変化していき、いろんな相手、いろんな人々と接する自分が感じられてきて、自分自身がいろんな人と交流を深めることにより、自分の意識も大きく変化していきます。自分にはない価値観の人、自分とは異なる価値観の人と長く接していくと、自分自身のもっている価値観も変化していき、より大きな見方、大きな価値観がつくられてきて、自分自身の考え方そのものが変化していくのです。

こうやって多くの人々との人間関係を他人との関係で見ていくと、自分が多くの人とのかかわりによってどんな自分について理解し、うまくいくやり方を身につけていくと、自分が大きくなっていき、自分の存在そのものも大きな観点で見れるような状態へとなっていくのです。こうやって自分という意識はだんだん大きな自分に近づいていき、自分だけの世界で考えていた自分の価値観とはかなり異なる価値観の自分へと成長をすることになります。

いろんな人間たちとん接しながら、いろんな人間の考え方、いろんな人間の在り方を参考にしながら、自分自身が進化成長していく。こうやって自分の心を高いレベルへと引き上げていきながら、さらなる高いところへと進んでいこうとするとき、人間以外のさまざまなものに意識を向けていく時期がやってきます。自然界のもの、動植物や鉱物など、いろんなものたちと話をしてみたり、接していくうちに、考え方そのものがまた大きく変わっていき、人間世界の考え方とはまったく異なり、これまで自分が信じてきた生き方とはまったく異なるものが現れてきて、自分自身、今までの自分とはまったく違う自分の中で生きていこうとする思いが動き出していきます。

自分自身を大きな自分に買えるために、人間以外のものたち、ほかの生命あるものたちと接しながら、新しい考え方、新しい発想の仕方を学んでいき、自分自身をさらなる高いレベルへと引き上げていくのです。自分自身を高いレベルに引き上げていくと、それまでの自分とは異なる自分がどんどん表に出てきて、自分でも理解していなかったぐらい、別の自分がしっかりと主導権をとって動くようになっていきます。

だんだん自分の方で新しい意識を身につけ、主導権をとり始めていく。これまでの自分の考えとはかなり異なる考えの自分が動き出してきて、大きな観点で全体的な観点で見るような意識へと変化していく。これが身についてくると新しい時代での生き方が少しずつ分かるようになっていき、自分と他の人間たちとのかかわり方、地球とのかかわり方、いろんなものがただ感じられてくるのです。だんだんいろんな人々を通して、お互いの関係を大事にしながら、さらに先に進もうと考えていくと、こういう思いがどんどん強くなっていき、皆さん方自身が大きな自分へと進んでいくのです。

光の観点から見ると、自分自身が大きな自分へと進化成長するために、他人を見てもなるべくそこに執着しないこと、個人を見て感じたことや思い浮かんだこともその場だけ自分が感じたもの、そのときだけ自分が感じたものと理解していき、それをずっとあとまでひきずらないようにしておいてください。たとえば誰かさんが何かへんなことをするのを見てしまった、しかしそれは一つの事実として頭に意識されるだけであり、だからといってその人をどう判断し、どのようにその人を断定し、どのように行動していくか。そのときに以前のことをいつも思い出し、この人はこう、この人はこうと決め付けた意識をもっていると、自分自身のエネルギーの流れがうまく進まなくなり、自分自身が新しい自分に変われなくなってしまうのです。

つまりほかの人に対し、何か決め付けたり、断定したりして昔のままの意識、昔の状態を常に心で意識している人は結果的に自分自身もそこに執着してしまい、自分が前に進めなくなり、新しい流れに入ることが困難になるのです。他人を決め付けたり、断定したりして生きていくと、自分もその時点で成長がとどまってしまい、先に進めなくなってしまいます。したがって他人に対しては断定したり、決め付けたり、一つの考えで執着したりすることがないように十分に注意をしてください。

新しい流れに入っていくと、はじめはいろいろ他人との間で問題やトラブルが起こっていたとしても、だんだん他人との関係が少しずつ改善されていき、何か良い関係が増えてくる、あまり問題が起こらなくなってくる、こう感じてくると、自分は新しい世界に進んでいる、新しい世界に入ってきていると理解してかまいません。人間の間で起こるいろんなトラブルはある意味では学びのためにつくられており、これを取り除くことはできないのです。

元々、体験すべきものとして用意されているために、それは体験することに意味があるのです。ただそういう体験を積極的に行ない、新たな問題をつくり出さないようにしていくと、だんだんそのエネルギーが消えていき、不快を伴う現象が減っていくのです。自分が新しい方向に向かっているかどうかを感じるとき、感じたいときは、そういう人間関係において自分はどの方向に向かっているか、さらに人間関係を問題がある方向へと進んでいるか、それとも問題がほとんどなくなってきて、皆が明るく元気に生活している状態が増えてくるのです。このように感じられてきたら、自分は新しい時代に向かっていること。新しい社会が近づいていること。それを感ずるようにしていってください。

皆さん方が今の肉体意識を持ちながらも、さらなる高いレベルの自分を感じるために、少しワークをしていきます。楽な姿勢で自分の体で自分という意識を感じていてもらいます。

自分という意識をそれほど強く思わず、身体全体を包み込んでいる別の意識が自分の意識のように感じていき、自分は頭の中に一つの点として存在するのではなく、自分の身体全体を包み込んでいるもっと大きなもの、それが全部自分だと感じていってください。

頭の中にある自分という意識がだんだん広がっていき、自分の肉体全体を包み込むように大きくなります。今、自分の意識は肉体を包み込んでいる大きな光のようなものが自分という意識になっている。自分の身体全体が同時に感じられ、身体の部分部分を別々に感ずるのではなく、身体全体を、身体のすべてを今、同時に感じていきます。

自分の身体全体を感じながら、自分の肉体の中でかなり活性化して、光があふれているように感じる場所があります。ほとんど普段、意識することなく、光もそれほど感じられない場所、そういう自分の身体を見ていき、ほとんど自分として意識できていなかったところ、自分の中で自分という存在から離れていたところに自分という意識をしっかりともっていきます。肉体の全体がすべて自分に変化していき、全体的な見方、全体的な感覚が自分である。そういう感覚が身についてくるのです。

自分の身体全体を包み込んでいる大きな自分という意識。これが少しずつ大きくなっていき、さらに大きな光の状態になり、大きな観点で自分を感じていきます。自分以外の人々も感じられていき、ひとりひとり異なるエネルギーで自分とつながっている。一人ひとりお互いに必要なエネルギーで引き合い、心が動いていく。それを感じていきます。

自分という意識を大きなところに向けながらも、ほかの人一人ひとりと心でつながり、心でエネルギーが反応していく。一人ひとり反応する心が異なっており、心の動きが一人ひとりまったく異なった心の動きをしている。それを感じていきます。

人によって心のつながり方が変化していき、とても強い明るいつながり方で心を感じている人がいれば、ぜんぜん別の感覚で心がつながっていく人、人によっていろんなつながりがあることが感じられていきます。いろんな心のつながり方があるという状態を知ることが大事であり、本当はその人自身は誰でもよい状態なのです。今、感じている心のエネルギー、心の一つひとつが大事なのであり、どういう心でほかの人とつながっているか。それをしっかりと見ていただきたいのです。

一人ひとりとつながるべきエネルギーが先に存在し、そのエネルギーがその人を呼んできたのです。自分のもっている心のエネルギーが先に用意されており、それを体験させるために同じようなエネルギーをもった人が近づいてくる。こうやって人間関係がつくられていくのです。自分と出会う人、話をする人、お互いに何かをする人、すべて意味があり、心のレベルで必要であり、それを今の現実を通してよいものにしようとして現実がつくられています。現実はお互いに新しい現実をつくるために協力し合って、ほかの人がいるおかげで自分の魂にふさわしい現実がつくられていく。これらが感じ取れるようになってくると、だんだん大きなレベルの自分に意識が近づいてきて、その人のための素晴らしいエネルギー的なつながりを行なうことができるのです。

大きな自分を感じながら、いろんな人とどういうエネルギーでつながり、どのように発展していくかを心で感じてみてください。

今、感じている心のエネルギー一つひとつが今の皆さんの心の学びのテーマになっているものです。何がテーマになっているかをしっかりと感じ、そして良い心へと修正していきながら、大きな心へとつくり上げていく。そうやって自分の心を大きくしながら、それ自体で大きな自分に近づいていく。これを感じていくのです。

今は皆さんにとっての大きな自分という意識、大きな自分の存在が皆さんにエネルギー、目覚めのエネルギーを送っていき、一つになろうとしていきます。ぜひ大きな自分とつながり、一つになって心を一つに合わせていってください。


私はAの五次元の自分という意識です。あなたが肉体で意識している自分から始まり、人間としての学びを通して大きな自分とつながっているところがこの五次元の自分になります。あなたがこの意識を常に感じ、この感覚をぜひ覚えておいてください。この自分は常にあなたに何かを気づかせ、目覚めさせようとしております。あなたが物質的な人間という意識で判断しているとき、大きな自分の世界から見ると実はそうではなく、こういうことなんだ、本当はこういうことをあなたは物質の次元で再現しているんだ、それを思い出させようとする意識が常に送られているのです。それを感じ取って物質的な現象の裏にある本当の思いを汲み取ってください。そうすると何らかの気づきがあり、物質世界での現象の本当の意味が分かってきて、本当に大事なこと、重要なことが毎日、たくさん行なわれている。これを感じ取ってほしいのです。自分の新しい意識形態がどの程度大きな形態に、どこまで見通しているか。ぜひそれを感じ取って、この意識レベルを使いこなせるようにもっていってください。

Bさんの新たなる次元世界の意識として現れてきました。あなたが物質的形態をもち、物質的な意識から始まり、新しい社会に入り込んできたとき、あなたが少しずつこの別の自分の意識を感じ取っていきます。この意識は肉体意識とはまったく異なり、何かを見て感ずるとか、何かを受け取って感ずるという意識ではなく、そのもの自体が意識であり、内面からくるより強いもの、自分を高いレベルに引き上げていく、強い力をもつもの、そういうものとして感じられていきます。今の物質世界における自分という意識をただ延長させたり、これをただ大きくするのではなく、質的にかなり変化していき、今の考え方とは考え方そのものが異なっている。こういう自分を見つけてほしいのです。この自分は小さなことやどうでも良いこと、あまり意味のないこと、そういうことにほとんど興味をもっておりません。あなたが毎日考えていること、悩んでいることはほとんど興味がないのです。日常をどうするかという意識ではなく、自分自身が本来の自分になるために、どうしたらよいのか。どういう風にして自分自身を成長させていくか。常にそこに意識を向けてください。現実を何とかして変えようとしても、そこにはほとんど意味がないのです。自分自身をもっともっと高めていくために、自分は何ができるのか。それをもっと意識するようにしておいてください。

Cさんの意識が新しい波動に触れていくと、別の意識が動き出し、あなた自身も大きな観点で包み込んでいく。さらに大きな力で動かされていく。そういう別の意識を感じていくでしょう。この意識が常にあなたの周りであなたを見守り、あなたを高めようとしているのです。自分の考え、自分のパターンにはまってしまうと、この意識につながることが難しくなるのです。いつもの自分の言動に戻ってしまいます。何か大きな意識を感じたとき、そこに意識を向け、自分に対する考え、思いをどんどん変えていき、大きな観点で自分を見る。自分をしっかりと見ていく。これを自分のものとして、自分自身が自分の中にもってきている素晴らしい能力を目覚めさせるように、自分自身が自分の世界をおおきくするために必要なものが手に入るように、これからの自分の世界をこのような大きな自分という観点で見ていってください。

Dさん、あなたの意識の表れ方において、自分自身の意識をできるだけ大きな自分に持っていってください。肉体の意識に限定させず、できるだけ大きな自分を感じ、大きな自分自身が一緒に動いている。今の自分だけではなく、大きな自分が動き、自分の全体をしっかりと動かしている。これを感じてください。この大きな自分はさまざまな力を持っており、さまざまな次元でのエネルギーを動かし、常にあなたに目覚めやきづきを与えようとして、現実を作っております。何かがひらめいた、何か感じた、何か分かった、これらはすべて自分自身の大きなところがそうもたらしており、自分に何らかの気づき、目覚めが起こるように動いているのです。毎日の現象の中で、常に何かに気づく、目覚める、この大きな自分の働きをしっかりと受け容れ、自分と一つになって、やるべきことを行なっていく。これを身体全体で覚えておいてください。

Eさん、あなたの頭の中に、さまざまな自分がいて、このさまざまな自分が自分の頭の中で動き回っております。このさまざまな自分は自分の中で、葛藤を行なっております。頭の中のいくつかの自分がお互いに動き回っており、ネガティブに考えてしまう自分や、それを治そうとする自分、ただ客観的に見ている自分、いろんな自分がいて、それが動き回っております。あなたにいずれしっかりと感じられる大きな自分は、新しい流れを進む中であなたに訪れ、あなたを大きな観点で見ながら進むべき方向へと導いてくれます。自分の心の中につくり上げたさまざまな自分の一つひとつが、パワーを弱くさせていき、あなた全体を大きな観点で目覚めさせようとする意識が強くなっていきます。それによって日常の中でいろんなことに頭がいき、いろんなことを思っていた自分が少しずつ力をなくしていき、大きな観点で物事をみていく。流れで見ていく。こういう意識が身についてくるのです。自分を考えるとき、頭の中のさまざまな自分と一緒になるのではなく、それはただそのままにしておき、自分がより大きな自分とつながっていく。そこをしっかりと感じ取れるようにもっていってください。

Fさんの今の自分という意識、少しずつ高いレベルの自分の波動をも入ってきており、自分自身を主観的に見ている自分と客観的に見ている自分の両方を感ずることができるようになってきております。自分という意識をしっかりもって自分がときどきドラマの中に巻き込まれてしまったとき、それを客観的に感じながら、"今、自分はドラマにはまっている、人に何か言われたり、だまされそうになったりしている"。ある程度、客観的に感ずることができる。このような自分も感じられるようになっているのです。あなたにとっての大きな自分は、その自分ではなく、さらなる大きな自分の方を感じていってください。そのさらなる大きな自分は、あなたを本当に神のような意識へと導くために、むしろあなた自身が苦手なこと、逃げていること、避けていること、その部分の弱さを学ばさせようとして、いろんな人間たちを近づけようとさせております。肉体意識がそれを拒んでいるときがあり、それによって大きな成長がとどまっているところがあるのです。自分の意識をその大きな方の自分に合わせていき、自分が避けたり、逃げたりしているところが、本当は大事なテーマであること。その意識と一つになって、その中でいかに喜びを感じながら、体験できるか。その中でいかに大きく成長していくか。それがあなたにとって大きな流れに入る大事な気づきであることを理解しておいてください。

Gさんの毎日の自分という人生の中で、あなた自身が今の小さな自分から大きな自分へ切り替わろうとして、自分を本当に変えようと意識している最中といえます。自分を変えようとするとき、小さな自分をただ変えようとするのではなく、それぞれの人とのかかわりの中で、かかわり方を変えていく。自分そのものを変えるというよりも、かかわりのある人との間のかかわり方をどう変えるかを身につけていくのです。かかわり方を見ていくとき、おそらく以前に同じようなかかわり方で、何も自分は変わらなかった、光ある方向へと進むことができなかった、こういう現象が見えてきたとき、それを大きく変えるために現実化されていることを理解していくのです。ただ普通に接し、普通に行動するだけでは光は出ていきません。ではどうしたら光は出るのか。その人が本当に何を求めているのか。その人が望んでいることは何なのか。それを本当に見つけようとして深いところまで意識を向けながら、何かを感じていく。こうやって意識できる世界があなたにとっての大きな自分の世界であり、自分の世界を大きな自分へとシフトさせていく。そうやって求めている自分とつながれるようにもっていってください。

Hさん、あなたの毎日の自分という意識において、本当に人のため、多くの人のために自分の身体を使いたい、こういう意識が動いており、身体そのものがいろんな人とのつながりを求めております。自分自身が時々、つらくなったとしても、それでも身体はほかの人々とのつながりを求めているのです。ほかの人とのつながりをできるだけ良いつながりを保ち、良い関係で強くしていこうと感じているのです。あなたにとって新しい意識、大きな意識というものがどういう働きなのか。それを感ずるようにしていくと、考え方がかなり根本から違っている大きな自分が見つかります。その大きな自分は元々自分と他人を区別しておらず、すべてが自分であり、すべてが他人でもある。こういう自分が感じられてくるのです。すべてを他人という思いは自分に執着しない思いであり、これによって本当に必要なエネルギーが動いていく。正しいエネルギーだけが使われていく。こういう感覚を得ることができます。すべてが自分という意識とすべてが他人という意識。その行動において、それぞれ異なる学びを行なっており、自分自身は両方をうまく感じ取れる能力をもっているのです。この自分の意識をうまく高めていき、今の自分の意識だけではなく、大きな観点で自分の世界そのものを変えていく。自分の大きな世界を意識し、感ずることができ、働きかけができるようになってくると、大きな自分からかなり頻繁にいろんな思いが送られてきて、自分がすべきこと、やるべきことがそのつど、伝わってくるのです。自分が感じた大きな自分からのメッセージ、それを受け取れるようにして、常に大きな自分と一緒に活動していることを理解しておいてください。

Iさん、あなたにとって今の自分とこれからの大きな自分、この違いをはっきりと感ずるのが難しく思えるかもしれません。あなたにとっての小さな自分は自分のできることだけを行なう、あまり無理をせず、自分のできる範囲内でうまく動いていく。これがあなたの自分の意識になります。これをさらに引き上げようとして、あなたのところにいろいろ活動している大きな自分は、できるだけ自分の内面を理解し、整理できるようにするために、いろんな気づきや目覚めをあなたに与えようとしております。まだあなたがやろうと思ってできないことや、取り組んでいないこと、もう身についていいはずなのに身についていないもの、そういったものを意識していき、それらを何らかの形で感じ取り、目覚めさせ、使えるようになる。これがあなたの一つの方向性として用意されているのです。現実だけで終わらせるのではなく、さらに発展させ、更なるものを手にするために、努力や工夫をしてみる。自分の心を鍛え、磨き、何かを感じ取れるようにする。そういう何らかの自分を変える工夫を行なってみてください。

Jさんの毎日の生活において、あなたという意識で固定された世界があなたのところでしっかりと定着し、動いております。このあなたの意識は成長を望み、大きな世界につながろうとしながらも、まだ現実レベルで下に引きずられているところがあり、理想として上に進もうとする心と、つい甘えてしまい下に下りようとしてしまう心。この葛藤が続いております。あなたの大きな意識というのは、かなり強い心を持ち、あなた自身をしっかりと見据え、強い心で見ている、かなり大きな意識になります。この意識は今の世界で楽をしようとする部分にはまったく目を向けることなく、ただあなたの成長する方向だけを見ているのです。したがって日常の意識の中で、少しでも自分が楽をして、このままでも良いと思っているときは、それは大きな意識にはつながっておらず、ただ自分だけの思いであること、自分を成長させ大きな観点で心が見えるようになる。そう思っているときは大きな意識につながっているとき。まずこれを感じ取れるようにして、だんだん自分自身を、自分を成長させる意識とつなげていき、一つになるようにしていく。その方向性をしっかりと理解し、心で見抜けるようにもっていってください。

Kさん、あなたの日常の意識の中に、自分自身の進化、成長を考え、自分がやるべきこと、自分の心が求めていること、それを行なっていき、自分自身を高めようとしております。この自分は高い自分なのか。それともまだ低い自分なのか。それを考えようとするとき、つい自分をいろんな面で正当化してしまったり、自分を正しいと思いたい自分が潜んでおります。この自分を正当化しようとしたり、正しいと思おうとしている心が低い自分であり、そういったことにまったくとらわれず、純粋にただ大きな自分へと修行で鍛えていく。大きな自分へとさらに努力して身につけ、成長していく。ただそれを考えている自分は高い自分になります。常にこの両方の自分が心の中でせめぎあっており、油断するとすぐ低い自分が動き出して、自分を正当化しだしていきます。自分の心をしっかりと感じながらも、決して低い自分に負けることなく、高い自分を感じたままで、自分に限らず周りの人すべてを引き上げようとする、関連する人すべてを高めようとする、そういう意識が動いてくるとき、高い自分が動き出しているときです。それを常に感じて、高い自分と一つになるようにもっていってください。

Lさんの日常の意識の中に、自分自身の心の中で奉仕、人のためになること、人を優先すること、こういう心をしっかりともって動いているときと、自分にとってあまり好ましくないと感じたときについ逃げたり、話をそらしてしまう。こういう心が動いていきます。つい正面からくるのを避けてしまったり、ごまかしてしまう心はどこかで自分を守ろうとしている自分があり、この自分を守ろうとしているのが、あなたにとっての小さな自分、低い自分になっていきます。この部分をまずしっかりと自分で見つけ、理解し、認めることから始まり、それを少しずつパワーをなくしていき、いずれはその活動ができないようにしていく。これがあなたにとって自分をなくすこと、自分を消すことになります。そして本当に光からの観点の奉仕、光の観点からの人のために動く。これが自然に、どんなときでも動くようになっていくとき、高い自分へとつながっていき、本当の自分の高い部分が心の中に舞い降りてきます。高い自分はあなたの眠っている能力を目覚めさせようとしたり、いろんな気づきや目覚めを起こさせようと仕組んでいきます。それを自分の知識やマインドで邪魔してしまい、つい自分の能力よりもテクニックで逃げてしまうところがあり、肝心の自分の能力が目覚めにくくなっています。高い自分の光をしっかりと使える、高い自分の身体の能力を使える。ぜひそこにつながり、高い自分を目覚めさせ、その自分で現実を生きられるようにもっていってください。

Mさん、あなたの毎日の現実の中に、本当に自分との闘いが毎日行なわれており、心の中に湧き出てくるものが本当の自分なのか、うその自分なのか、小さな自分なのか、大きな自分なのか、いろんな葛藤が毎日のように行なわれております。今はいろんな変化の時期であるために、いろんなところに意識が向き、いろんな思いが沸き起こってくるのはやむをえない状況になるでしょう。だんだん現実のシフトが感じられてきて、現実の波動そのものが低い現実と高い現実の両方が同時に演じられているのが分かっていきます。低い現実と高い現実が分かってきたとき、低い現実に意識を向けているのが自分の低い部分であり、高い自分に意識を向けているのが高い自分になります。したがってまず自分の感じている現実、自分の意識している対象が低い波動なのか、高い波動なのかを感じ取っていき、常に高い波動の方へと意識を向け、その自分を目覚めさせていく。高い現実に合う自分を成長させていき、常に高い自分につながるようにもっていく。そういう意識をもっていけば、高い自分に常に意識が向かっており、高い自分からの直観や思い、エネルギーや愛を受け取ることができます。常に自分の方向性が高い方向へ向いていること。それをしっかりと心で宣言し、高い波動に意識を向けておけば、高い自分と必ずつながり、一緒になって現実を送ることができるようになります。常に高い波動の現実、ひたすらそこに目を向け、低い波動のい惑わされないようにしておいてください。

今日は皆さん方の心にある自分という意識、この物質世界でだまされながら生きている低い自分と、全体をしっかりと理解した上で、成長させようとしている高い自分。この二種類の自分があること。低い自分はなるべくパワーを弱くさせていき、いずれはその低い部分の影響をほとんど受けないようにしていき、高い自分へとシフトしていく。このアドバイスを一人ひとり行なっていきました。ぜひアセンションと呼ばれる新しい社会に向け、高い意識レベルをもって新しい流れに入っていけることを望んでおります。それではここまでにいたします。ありがとうございました。

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