20140929 of Central Sun Ascension Report

2014/9/29 埼玉ワーク「不動明王ワーク」

このメッセージのいいねポイントは

自分の弱いところに悪が入る


①不動の力で焼き尽くし切り離す

不動としてお話をいたします。本来、不動として御使いを呼ぶときは、特殊な手法と特殊な道筋によって仕組みがつくられ、つくられた結界の中で姿を現すことができます。今日はその仕組みは使わず、光の柱を使い、不動の光を100万分の一ぐらいに弱くした状態でお話をさせていただきます。

したがって今、皆さん方が感じているこの不動の光は本来の密教という中で使われる光のごく一部でしかないこと、きわめて人間的な波動に近づいて表しているものであり、人間的な意識で感じられており、本来の不動の力で使っている波動ではないことを理解しておいてください。

たとえほんのわずかな光におろしたとしても、この不動の光は皆さん方一人ひとりにしっかりと働きかけ、皆さん方の魂を通し、自分で気づいていないところ、見てみぬフリをしているところ、自分で見たくないところを表に出しながら、それを自分の意志で自分の力で取り除く、光に変える、手放すという作業をしていこうと思います。

皆さん方が選び出した自分の心の中の邪悪なところ、手放したいところ、それをまず一つ思い浮かべてください。最初に自分が思い浮かべた手放したいもの、その最初のエネルギーにやられている自分をイメージし、そういう自分が目の前にいるのを感じます。

そのやられている自分が本来の自分に戻るために、醜いものを不動の火で焼き尽くすのか、それとも悪に染まっているこころを不動の剣で切り取るか、あるいはよからぬ者を縄で結びつけ不動が持ち去っていくか。自分がどういう方法を使って不動の力で自分を変えていくかを感じていきます。不動の燃え滾る火で焼き尽くしてしまうか、剣で切り裂くか、その力を使って自分が本来の自分に戻っていく。天のような明るい素直な自分に戻っていくまで、不動の力を使って、切り離していきます。

うまく自分が手放したいものと切り離され、本来の素晴らしい輝く自分に戻ったら、2番目の項目に意識を向け、またそれにやられている自分を目の前にイメージして、不動の力を使って本来の自分に戻るまで、焼き尽くしたり、切り離したりしていきます。一つずつ作業を進めていってください。

今のワークによって、自分の中にあった好ましくないもの、別の自分のエネルギーが自分から離れていき、燃やされ、切り離され、連れていかれたりしました。今の自分の身体には本来の自分、光と共に学び、光と共に歩む。さらなる光の成長の方向に向かう自分だけが今、身体の中に残っています。

今のワークによって本来、光そのものの自分だけが今、肉体に宿っている。それをしっかりと感じてください。今の肉体に宿っている光の自分はしっかりと正しい言葉を口に出し、正しい行ないだけを進めていき、正しい考えだけに従う。人々のために、多くの人のために正しい奉仕をしていく。そういう自分だけが今、身体に入っています。

それ以外のものは自分ではなく、それ以外のものに耳を傾けたり、言葉を聴いたりせずに、今の本来の自分だけで自分の人生を進めていく。それをはっきりと身体で、心で感じてください。

この光の自分は他人の言葉に惑わされず、多くの人々の概念や信念に惑わされず、自分の本来の思い、自分の本来の生き方にだけ従うこと。そういう自分が今、つくられてきています。これまでとは違うパターン、これまでとは違う生き方の流れに入っていくでしょう。決して以前のパターンに戻ることなく、本来の自分を生きる、本来の自分を不動の心で生きていく。それを心でしっかりと決意し、十分に自分と一つになっていく。不動の心が身体で感じられてきたら、ゆっくりと自分のペースで戻ってきて、楽しておいてください。

②不動の心を身につける

不動明王としてやってきました。ここにおいて話をさせていただきます。不動明王は力を個人がどのように使うか。皆さんは先ほど、真言を使い、このエネルギーを引き出すことができました。本来は許可された一部の者しか効果がなく、真言の効果を出すための特別な儀式が必要となります。

皆さんの場合は、先ほど真言を唱えているとき、最初の段階の儀式が行なわれていきました。最初の段階の儀式というのは先ほどの真言を三度唱えた段階で不動明王の仲間、手下のものが降りてきて、何を目的として不動明王を呼んだのか、不動明王の力をどこに使うのかを調べていきます。そして不動明王の力を使い、世の中のため、他人の幸せのための使い方であれば、不動明王がすぐにやってきます。

自分の心の邪悪なもの、心の未熟な部分を自分で光の方向にもっていくための手助けを望むものは不動明王がそれなりの力を授ける準備をします。それ以外の要求は受け入れられず、調べにきたものがその旨を報告するために戻っていきます。したがって皆さん方の今のレベルは他人のため、社会のためになること、自分の心の弱さや未熟さと向き合い、それを光に変えるための手助けをしてもらう。これに関してのみ、不動明王が働くことになります。

不動明王を呼んでそのあと、自分が望んでいること、世のため、人のために使うことや自分の心の中の悪と闘うことに関し、正直に真面目に素直に不動明王に問いかけてください。自分は何を願っているか。何を求めているか。自分の言葉で正しく依頼をすることになります。その依頼を不動明王が聞いて、それを実行することになります。

もしその願いが自己本位であったり、身勝手な願いであれば、それは好ましい動きにはならず、身勝手な心を焼き尽くす働きを行なっていきます。身勝手な心を焼き尽くすために、本人は身勝手な心がどんどん表に出てきて、不信感や怒り、さまざまなものが感情に湧き起こってきます。それによって他の人との争いが起こり、好ましくない状況が動いていくでしょう。

しかしそれは身勝手な心を自分でまず見ていただき、そのあと浄化していく、消していくという作業に入っていきます。自分で自分の身勝手さや邪悪に気づいていない場合は、まずそれに気づかせるための現象が起こり、それが他人との関係で災いとなって現れてくるのです。

自分が他人との関係において、感情的なトラブルが起きたときは、自分がそういう感情を持っている、まだまだ何かに執着したり、他に対してこの案しくない思いを持つ心がある、まずそれに気づいてください。それに気づけば克服は早く進んでいきます。気づかないものはさらなる難しい流れへと進んでいきます。トラブルはすべて自分の心を見せてくれる現象であり、自分を知る良い機会と思ってトラブルをしっかりと体験していかれるのを望んでいるのです。

それでは個人のアドバイスをしていきます。

Aさん、あなたが不動の心を身に着け、不動として生きるためには今の心の中に多くの弱点が潜んでおり、他人からいろいろ言われるときの内容にびくびく、臆病になっているところがあります。少しでも何かいわれるとすぐ信じ込んでしまったり、弱いところをつかれた時に深く傷ついてしまう。自分自身のできなかったところに、自分自身の失敗もそれを指摘されると自分でいきなり小さくなってしまう。エネルギーが動かないぐらいになってしまう。この弱い心が毎日、活発になっており、いろんな人との付き合いにおいてもなるべく弱い面を知られないように、指摘されないようにもっていこうとしております。あまりにも過度にそこに意識を向け過ぎると、弱い自分ばかりが表に出されてきて、本当の強い自分を出すタイミングが分からなくなってしまいます。何を言われても、場合によってはひどいことを言われたり、まったく理不尽なことをいわれても堂々として聞いておく。ただそれを相手が言ったこととして聞くだけであり、内容を受け入れる必要はありません。どのような内容で言われようとも、いわれた事実だけは受け止めておき、内容の真実は受け入れないようにする。自分にとって何が一番の弱さなのか。気にしすぎる。評価を気にしすぎたり、世間体や他人に対して気にしすぎる、それが弱さであり、それによって本来の自分が分からなくなっています。他人に合わせる自分をつくるのではなく、本来の自分をしっかりとつくり上げる。本来の自分で生きていく。それは不動心につながる第一歩といえるでしょう。

Bさん、あなたが不動の心を身に着け、しっかりと歩むためにあなたの心の中につい他人を責めてしまう心があります。自分の心の中にあまり人から言われたくないこと、人から指摘されないことがつくられており、その部分を指摘されるとついムキになって他人を責めてしまう。他人に強く当たってしまうという心があり、これがあなた自身の心の成長を常に邪魔してきます。そのほかのほとんどの心はとても相手のことを考え、相手のために自分を犠牲にしたり、良い働きを十分にもっているにもかかわらず、ほんのわずかな他人を責めてしまう心によってすべてが戻されてしまいます。せっかく築き上げてきた他人への心を良い方向に着くために、ついムキになって責めてしまう。その心をしっかりとコントロールしていき、そこで一歩踏みとどまり、責める心があると自分で納得してそしてそのまま相手には良い言葉を見つけて流れの方向へともっていく。自分がつい責めてしまう心を持っていると、ほかの人はそこを突いてあなたを責める言動をとってきます。それでも自分にも責める心があるから相手がとっているだけであり、決して相手を責めないようにしておいてください。こうやって強い不動の心を身につけるように学んでいってください。

Cさん、あなたの心の中に自分なりに自分は自分のペースで十分に成長し、毎日を過ごすことができております。そういう心の状態にあって、なぜか細かいところが苦手であり、細かいところに心が届かず、ついできなかったり、未熟だったり、完全にできなかったりするところがあちこちにできてしまい、それによってまるで自分ができない人間、うまく進めない人間のように感じられてきます。自分の心が大まかに大体できていればそれで進むという心になっていて、大まかな範囲では十分にいろんなことができますが、細かいレベルでの気づきが難しいために、ある一定レベル以上、細かく正しく身につけたりすることが難しい状態になります。自分の成長をさらに正しく深く、本来のものを手に入れようと思うのであれば、物事の見方をもう少し、細かいレベル、深いレベルで見ていき、他の人が言っている内容ももっと深いレベルで理解しようとする。自分が見たり聞いたりしているものももっと深いレベルで観察しようとする。他のいろんな人の意見をもっと深いレベルで聞こうとする。そういう心を持って、もっと細かいレベルに意識を向けるようになると、心はかなり大きく成長することができるようになっていきます。

Dさんの心の働きにおいて、自分の心の使い方で自分でも分かっているのが、突如として出てくる感情的な思い、瞬間的に動き出す自分の心の状態をどのようにして落ち着かせていくか、どのようにしてよい方向へともっていくか。これが自分で理解しているテーマになります。あなた自身は十分に自分を客観的に見ており、できない自分をみているのも自分をしっかりと見ている証になります。瞬間的に沸き起こってくるさまざまな感情は、今まで自分がそういう感情に育ててきたということをまず素直に認めてください。ただ単純にこれを取り除くとか、追い払うという心ではなく、ここまで自分が成長させてしまった、自分がここまでこの心を大きくさせてしまった、その事実をまず、受け入れてください。この事実を受け入れ、ここまで大きく育つために自分はどういうことをしてきたか。常に自分の思うとおりにいかないと気がすまない。自分がコントロールできないと我慢できない。自分のペースでやらないと気がすまない。この心がずっとあなたの手によって育てられていき、ここまで大きく育ってきたのです。したがってこの大きくなった心をこれから弱く、光のところに変えていくためには、大きくさせてきた自分の心、自分のペースで、自分のやり方で、自分の思うとおりに他者に、この部分をしっかりと自分で理解しておき、自分のやり方はこういうやり方が良いけれども、あなたはどのやり方が良いと思いますか。自分はこういうペースでやるのが自分にとってよいけれど、あなたはどういうペースでやるのが良いですか。少し冷静にとらえていき、どういうペースで、どういうやり方で、どのようにしてやるかを、それぞれ相手の自由に、相手の選択肢に任せてください。自分がやることに関しては自分のペースでかまいませんが、他の人がやることにはほかの人のペースがあり、ほかの人のペースで認めてあげる。ただ人によっては確かに怠け癖がついている人、嘘をつく人、いろんな人がいるために、その人のペースに任せると、さらに波動を下げてくる人もいるでしょう。そういう人には、私だったらこういう風にする、私だったらこういうやり方をとる、常にそういう選択肢を与えるだけであり、どれをせんたくするかはあいてにまかせるようにする。そういう接し方を身に着けるようにしてみてください。

Eさん、あなたの心の中に、他の人との人間関係のエネルギーでつい自分がいろんなものを背負ってしまって、自分で抱え込んでしまう。他の人のやるべきことも自分が抱えてしまったり、一人ひとりの問題も自分でやってしまおうとしたり、いろんな意味において自分のところにすべてもってくる心があります。他の人の問題はほかの人に任せる。自分の問題だけを自分で解決する。ただ全体の問題は全体で考えなければなりませんが、その全体の部分も自分で引き込んでしまう場合があります。それはほかの人を信用していない、ほかの人をあてにしていないという心からくる現象であり、結局は自分がやってしまう。他の人がやっても安心できないので、自分がやってしまう。こういう心が動いていくのです。これは結果的に他の人のやるべきことを自分が奪っている状態になります。したがって他の人のやるべきことは本人に行なわせる。自分は自分のやるべきことに専念する。この意識が必要となり、どんなに相手が要領が悪く、うまくできなかったとしても、アドバイスを与えたり、意見をすることはできても、それそのものを自分にもってくる必要はありません。ある程度、相手に分かってもらうための意見だけにしておき、それをやるかやらないかは本人の意志で、本人のものは本人にのみやらせる。自分は自分に必要なものだけを行なう。それを実行できるようにもっていってください。

Fさん、あなたの心に自分の家庭や人々とのかかわりの中で、思い込みや先入観、勘違いでドラマを起こすことがあります。自分は自分の世界でしっかりと納得し、理解し、うまく進めていても、ちょっとした勘違いや不注意で大事な人間関係がうまくいかなかったりしてしまう。そういう心の動きが現れており、ちょっとした間違いや不注意によって大きく現実を変えてしまうのです。これはあなた自身の心を表現するとき、相手の本当の心を理解しておらず、自分のペースで、自分の言い方で進めていくために、相手の本当のところと噛み合っていなかったり、相手が求めていることと自分が行おうとしていることが一致していなかったりする状況から起こされてきます。したがって普段のやり取りにおいても、自分の思ったことや感じたこと、自分の感じたことにすべてを合わせるのではなく、さらに相手に確認をしてみたり、相手から正しく言ってもらって言葉で確認する。常に相手が何を求め、何を望んでいるかをしっかりと確認できるようにしていくことです。自分の思いで、自分の感覚で進めていくと、ついずれてしまい、それがあとで問題を起こしたりします。自分の感覚ではなく、相手とのかかわりにおいて正しく相手の言葉を聞いて確認していく。これを行なうようにしてみてください。

Gさん、あなたの心の中に多くの人とのかかわりの中で何か自分が受け入れられていない、認められていない、自分が本来の自分を発揮できないという心があります。自分はいろいろ相手のことを考えたり、相手のためにしていても、他の人からはそれらを正しく見てもらえていない、こういう心があるのです。自分自身が自分の評価を気にして不十分と思っていると、本当に相手がそういう心で接してくるようになります。自分が自分を決めるとその通りの自分で相手が接してくるのです。したがって自分に対し、理解されていない、分かってくれていないというような気持ちを持つと、そういう現象が起こりやすくなってくるのです。したがって自分はしっかりと受け入れられている、自分は正しく表現し、自分も相手の事を正しく聞き、正しく接している。すべてがうまく行なわれており、お互いの関係がスムーズにいっている。まずこれを理解することから始まります。いくら自分がそう思っても相手がそうしてくれない。こう思うときがたくさんあるでしょう。でも本来は、どこかで自分もほかの人を信用していなかったり、どこかで不信感を持っていることが多いのです。自分が他人を信じていない、何らかの不信感があるという思いによって、他の人が自分のことを信用しない行動をとっているのです。自分からまず人々を信用し、受け入れるようにしていく。そういう心をつくり上げてみてください。

Hさんの心において、あなたの心の中に自分はいろいろ成長し、考え、うまくいっているけれども、周りの人はまだまだ理解していない。まだ本当のことを分かっていない。そういう心がつくられております。自分もほかの人のことをちゃんと理解しよう、他の人の事情に合わせ、他の人のことをちゃんと分かってあげよう、そういう気持ちを持っているのですが、ほかの人はなかなかそういう風には見ることができず、皆が自分勝手に、好きなことをやっているように見えるでしょう。そういう人々を見て、まだ自分の方が努力しているのにほかの人は努力していない。そういう感覚がつくられてしまい、つい他の人が自分よりも劣っているかのような感覚になってしまいます。人それぞれ進化のレベルが異なり、成長する速度も違います。自分は自分のペースで成長していき、他の人はほかの人の自分のペースで成長していく。成長が同じではなく、お互いの成長の速度が違うために、相手を受け入れることが必要となります。自分につい影響を与える場合でも、相手を受け入れ、尊重し、そして良い関係をつくりながら、より深い真理を手にしていく。そうやって自分自身をうまくコントロールしていき、自分自身の言動を正しく振舞えるようにもっていってください。

今日は不動明王のパワーを皆さん方が使えるようにすると共に、不動の心を身につける方向に向けてのアドバイスをしていきました。不動の心を身に着けるのはやさしくはありません。常に自分との戦いであり、自分にしか分からない修行になります。自分の心と正面から取り組み、不動の心を身に着けていき、本来の不動のパワーを身につけるまで心が成長をしていけるのを望んでおります。

それではここまでにいたします。ありがとうございました。

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