20140121 of Central Sun Ascension Report

2014/1/21 意識トレーニング[真面目]

このメッセージのいいねポイントは

真面目さは神につながる資質


①他人に迷惑をかけないことを前提にするのは誤り

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私は十一面観音と申します。今日は真面目というテーマで取り組んでおられます。日本語で表現される真面目と、天界に存在する真面目の言葉にはかなりの違いがあると思われます。日本語で表現される真面目は与えられた仕事をしっかりとこなす、言う通りに行なう、ルールを守る、他人に迷惑をかけない、何かを始めたら最後までやり通す、このような意味で真面目という言葉が使われております。

天界における真面目という言葉は、基本的に一人ひとりが心の中に持っている信念、一人ひとりの価値観や従うルール、それぞれの心の中にある決まりがあり、それに自分がどの程度忠実に従っているかどうか、自分なりのルールに従っている度合いを真面目と呼んでおります。

したがって、自分なりにまだルールが確立されていない、自分の行動の基準が確立されていない時は、自分の行動の基準をつくり上げることが目標になり、さまざまな真面目に行動している人を見ながら、自分の行動をつくり上げていくことになります。

天界においては一人ひとりが自分の行動の基準を持っており、それをとがめたり、否定したりする存在はどこにもおりません。自分と異なる基準の人がほとんどであるために自分のルールに合わせようとする、他人を自分のルールの中に入れるという意識はほとんど持っておらず、一人ひとりがどのような行動をとろうともすべてが許されております。

それでも全体が調和と秩序を保ち決して混乱が起こることはありません。一人ひとりの行動の基準が違ったとしても、お互いをうまくバランスをとって動かしている大きな力を感じているからです。そこに集まっている集団やお互いの関係、お互いが存在している理由などがなんとなく感じられてきて、その大きな思いの中で動いていることがよく分かるからです。

そのためにどのような現象が起ころうとも、相手がどのような行動をとろうともすべてが正しく、すべてが意味があり、自分はそれを見る必要があること、それがよく理解されているのです。したがって自分の行動と違う行動をとったとしてもそこに意味があり、自分が何らかの学びをする必要があり、お互いがそれを意味のあるものとして受け入れていく、こういう姿勢ができ上がっているのです。

この自分の基準に従うこと、これが真面目であると認識しており、自分の行動基準ができていても、それにまったく合わない行動をとる、つまり自分なりの行動の基準が確立されていても魔が入って別の行動をとってしまう、あるいは何らかの邪魔や意識の変換が起こってしまい、本来の自分ではない行動をとってしまう、これが好ましくない言動とみなされてしまい、それに対して周りのものたちがなぜそうなるのか、なぜその人らしい行動をとれなかったのか、その原因を探ろうとし、本人がそれに気づくような行動をとっていきます。

今のこの地球の意識レベルにおいて自分なりの行動の基準を確立するというのは、まだ難しい状況かもしれません。まだ善悪の基準が明確にできておらず、正義感や邪悪なものとの面との向かい方、いろんな状況における価値判断が完成されていないために、一つひとつの価値観を学んでいる最中といえるでしょう。

したがって今の皆さん方の意識レベルから見た時は、いろんな価値観の違う人同士が集まって共同で作業をしたり、お互いで一つになろうとしてる時に何が問題となりどの方向が正しいのか、それを見つけていく作業が必要となるでしょう。自分なりの信念を完成させ、自分なりの行動をとったとしても、全体から見るとうまくいかない、自分の信念を徹しても全体がうまくいかなければこれは自分の信念が正しくないことを意味します。

自分なりの信念が正しいと思っても全体的にはうまくいかない、これは自分だけの価値観にはまっており、やはり全体をうまく動かすためには個人の価値観をどのように変えていくのか、常にこうやって全体から見た時に自分の価値観を変えていく、団体の中での自分の価値観を変えていくという作業が必要となり、これがいろんな経験を通していろんな人々と接することによって変わっていくことになります。

今の人間社会では他人に迷惑をかけないというのがある一つの基準をつくっております。他人に迷惑をかけなければ何をしても良い、これは間違った価値観であり、迷惑をかけないというのは一つの現われに過ぎません。本来は自分の価値観に従い自分の良心の正しさに従って、結果的に他人に迷惑をかけないというのが理想とするところであり、ただ他人に迷惑をかけないことだけを前提にすると自分の根本的な価値観がつくり出されなくなってしまいます。

いわゆるその場その場の状況判断で常に自分の価値観が変わってしまうために、自分の価値観を確立することができなくなってしまうのです。よく日本人として他人に迷惑をかけないというのを大前提にするケースがありますが、宇宙から見た時これは必ずしも好ましくはないこと、結果的に迷惑をかけないようにするための自分の心のあり方、行動の基準を先につくること、これを認識するようにしてみてください。

今日は午後にさらにいろんな角度から見て真面目というテーマに取り組み、一人ひとりの価値観が確立できるようにもっていこうと思います。それではここで休憩をとります、ありがとうございました。

②真面目を追求すると神が見えてくる

私は八面六臂観音と呼ばれている存在です。今日はお話ができることに喜びを感じております。皆さん方がテーマとしている真面目、この言葉にはさまざまな思いが入っており、その思いはその時々の状況によっていろいろ変化する思いになっております。言葉ではなく思いによって内容が変化していき、他者に対してどういう感覚を持ったか、自分の信念とする感覚をどのように思うか、その時々の思いによってかなり解釈が異なってきます。

真面目という言葉は人間の本質的な性、本質的な心のあり方について述べるものであり、その人の言動がゆるぎない心であるべき方向に向かってしっかりと向かっている、こういう状態の時に真面目に心の向くままに進んでいるということができます。

しかし人々の声や社会の評価によって変わってしまう、自分の向かうべき方向性がその時々によって変化してしまう、これはその人らしさがなくなっていき、真面目さがなくなっている状態となります。いつどのような局面にあっても、どういう状態になっても自分の心のあり方、自分の行動の指針がゆるぎないこと、自分の信念に徹してしっかりと進んでいくこと、これが真面目な心といえます。

今の皆さん方の社会においてこの真面目な心はとても大切な波動であり、今の時代ではこの真面目さがないとすぐに社会に負けてしまう、他人の言葉や言動に惑わされてしまう、自分の進むべき道が常に変化していき、どこに自分が進んでいるのか分からない、こういう現実を体験することになります。

自分の進むべき道が常に一貫していること、どのような状況にあっても自分の信念で向かうべきところに向かっていく、これが真面目な心といえるのです。社会がどんどん変化していくと人間の心も同じように変化していきます。社会がいろんな価値観を認め、多様な変化を見せてくると一人ひとりの心も同じように多様化していき、いろいろな側面を心の中に持つことになります。

単純な心がどんどんなくなっていき、多様化したさまざまな心を現すようになっていきます。そのうちどれが自分の心なのか、自分はどこに向かっているのかが分からなくなってしまいます。社会のいろんな影響を受け、いろんな人の心のことを感じとるようになってくると、自分自身の心が何なのか、自分はどこに向かっているのか、これが分からくなってくるのです。

その時に自分の根源的な思いにしっかりと従ってそれだけを維持しておく、どのような事態になっても、どのような混乱が起きても自分の進むべき方向性がしっかりとできている、これがこれからの望まれる生き方になります。この真面目な心を常に追求していくと、自分に対して真面目、自分の本心に対して真面目という使い方がふさわしく、社会のルールに真面目とか規則に真面目とかいう言い方が次第に合わなくなってきます。

規則ではこういう時はこうすべきだけれども自分の心の声はそうは思っていない、ここはどうしてもこうすべきだと心で感じている、今までの常識や社会通念ではこういう時はこうするのが普通だけれども、自分の心ではまったく別のことを言ってくる、こういう時に自分の心に真面目に従う言動がとられていきます。

自分の心に従った真面目な言動が本当に正しいかどうか、本当に世の中のためになっているかどうか、それを評価するのは簡単ではありません。仮にその時評価されなかったとしても後で評価される場合もあります。まず自分自身の心に真面目に従って行動している人は評価を気にしない心が必要となります。

一つひとつの行動に他人の評価を気にしたり、他人の言動に惑わされるようなことはしないようにしておいてください。自分は自分の基準に従って行動するのであり、必ずしも他人の言葉一つひとつに惑わされないこと。他人とよく話し他人の意見を聞き入れることは、それは重要なことです。

他人の貴重な意見を聞くことは重要ですが、本当に他人から耳にする情報がすべて大切なものか、すべてが自分にとって意味のあるものなのかどうか、これはなんともいうことができません。中にはいい加減な思いで話をしてくる人もいます。うろ覚えの情報や未確認の情報を次々と持ってくる人もいます。

したがって他人の情報であったとしても全部信用できるとは限りません。その辺は自分の心でしっかりと感じ、どこまでその言葉が正しいのか、他人から与えられた情報がどこまで正しいものか、それを見抜く能力が要求されるのです。これから皆さん方が自分の心に従い、自分流の生き方を追求しようとする時、必ず他人の評価、他人の言動から見た自分の評価が気になってきます。

その時いちいちそれに惑わされたり、気にする必要はなく、自分は自分の心とだけ会話していき、本来のあるべき道を常に探していく、自分のとる行動をしっかりと自分でチェックし、自分でいろんな状況に応じたもっと良いやり方を見つけようとする、こういう心が必要となります。

皆さん方の心の中には秩序を守ろうとする働きがつくられており、この秩序はとても重要な要素を占めております。どの人も目の前にある混沌を秩序に変える働きが望まれており、自分が何を秩序と感じ何を混沌と感ずるか、混沌のエネルギーを秩序に変えるとはどういう自分の言動で変わっていくのか、多くの人が考えることになります。

混沌を秩序に変えるために能力を最大限に発揮させ使いこなせるようにする、自分自身の古い心を断ち切って新しい心に入れ替える、新しい見方や考え方にしておくと、自分自身も大きく進化成長するようになり、それによって周りに多くの影響を与えていきます。

真面目を追求して自分の心に完全に従い、心のおもむくままに徹して進んでいくと、その方向には必ず神が見えてきます。なぜ真面目を追求すると神が見えてくるのか、まさしく神がそれを望んでいるからです。真面目という波動の中には信念、神に対する信念的なものが要求されており、真面目であればあるほど自分の信念によって神が近づいてくるのです。

したがって真面目な言動をとっていたとしても、周りでは何も評価されず社会でも評価されないものがあるかもしれません。それでも真面目な言動をとっていると神が皆さん方を祝福にやってくるでしょう。皆さん方は周りから褒められるために真面目にするのか、神との出会いのために真面目を追求するのか、自分の意識がどこに向くかでまた心が変わり、価値基準も変わってきます。

自分の心を聖なるものへと高めていき、神と出会うために自分の中の真面目さをしっかりと高めていき、行動できるようにもっていってください。

Aさんの真面目という波動を見ていくと、今のあなたの心の中にある真面目な波動は、やはり社会の中で自分がやるべきことをしっかりとまっとうしておかしく思われることもなく、責任感を果たし与えられたものをしっかりとやり遂げていく、この真面目さは備わっております。この真面目さに加えあなたの場合は、家庭の中におけるまた一つの真面目な基準があり、なるべく個性を生かした良い人間つくりを行ない、一人ひとりが本来の力を発揮し、良い心の状態へともっていく、こういう意識で家族を維持しようとしております。この真面目さは十分に働いており、あなたの心の中で一つの新たなる基準をつくり上げております。これからの流れで見た時に、この真面目さの波動が少しずつ変化していく必要があります。これから価値観の異なる多様化する社会へと変化していくと、自分の思っている考え方と異なる人が次々と現れてきて、場合によっては自分が大事にしているものを否定したり、自分が認めていないものが大きな力を持ったりする状況にもなります。その時に心が揺れ動いたりすることなく、自分がしっかりと自分のつくり上げた信念のままで続けていく、自分が信じているもの、自分がつくり上げてきたものをしっかりと維持し、その時々の一瞬の思いで変えてしまったり、否定したりしないように自分のやってきたことをしっかりと認めておく、この強さが必要となります。どんな状況にあってもこれまでの自分を否定しないゆるぎない心が求められており、それによってこれまでやってきたことをさらにこれからも同じように続けることができます。これからの真面目な流れに向けて自分と価値観の異なる人がいたとしてもそのまま認めていく、そのまま相手のためにまた良くなることを行動に移していく、こうやって自分の真面目さがより広範囲に広がっていくようにもっていってください。

Bさん、あなたの心の中の真面目さは、基本的にあるべきルールに従ったり、やるべきことをなし遂げる、言われたことを忠実に守る、こういう人間的な観点での真面目さが身に付いており、むしろそれをおかすことの危険さや従わないことに対する恐れが体の中に身に付いています。したがってこの真面目さは真面目にしないと何か気になる、何か間違った気がする、こういう思いを常に持っている真面目さであり、自由な明るい真面目さとは異なってきます。これからの時代の流れから見た時、今のこの真面目さを質的な変容を起こしていき、明るく自由なことをやって自分の信念を通す真面目さ、自分の真面目な言動をしっかりと続けながらも心は軽やかで楽しく、一人でも多くの人が自分といろんな繋がりをつくり、自分の世界が広がっていく、そういう意識を持ち、自分の真面目さが質を変えていろんな人々との繋がりの方向へと広がっていく、自分のあるべき姿を変えていき、いろんな人々との繋がる真面目さへと質的な変化を起こしていく、こういう方向性で自分の真面目について取り組むようにしてみてください。

Cさんの真面目さについて、あなたはある意味ではとても素直で真面目な心ということができます。心で感じたり思ったりしたことがそのまま素直に口から出てくる、思ったこと、感じたことを表現していく、こういう心の動きがあります。そのために常にごまかしたりだましたり、放っておくことができず、その時にしっかりと表現し勘違いされないようにしておく、こういう思いで心が動いていきます。この真面目さは多くの場合はあなたにとって良い波動となって心に身に付いてきます。しかし時々周りの人から見てなぜ今それを言うのか、なぜ今言わなければならないのか、このように感じたりする人も現れたりします。自分が必要な時に必要なことを言うという意識を持っていても、必ずしも周りの人はそれを理解することはできず、関係ない時に関係ないことを言っている、そのように受け取られたりしてしまうのです。自分の心に真面目に表現していても他の人はそれを理解することはできず、不真面目な発言のように感じたりする人がいます。あくまでもそれは他人の評価であり、あなた自身とは関係はありません。ただ他の人の心に何らかの不安や心配を与えるということは自分もいつか他の人の言動で不安や恐れを感ずるという現象がつくられていきます。つまり自分が不安や恐れを他の人から受けたくないと思うのであれば、他の人の不安や恐れをつくらないような言葉をとる必要があるのです。ある意味ではこれが調和に繋がっていき、あなたにとっての調和は不安や恐れをなるべくつくらないようにする、自分の心にも相手の心にも不安や恐れをつくらないようにしていく、これがあなたの目指す調和の世界になります。その方向に向け自分が一番大切なことや重要なことを常に口に出し、そして必要なエネルギーで全体が動いていく、このようにもっていくような話し方を身に付けると、うまく自分の心に真面目でありながら調和を保つような行動がとれるようになっていくでしょう。

Dさんの心の状態で、真面目という波動はあなたの心にかなり大きく蓄積されております。ある意味では自分を抑えてでも周りのためにうまく合わせていく、周りの調和のために自分は合わせているという意識があります。周りの調和のためと思っていても結果的にただ周りに合わせているだけで留まってしまい、周りがよく動くというよりは周りのエネルギーに動かされてしまうという状態がつくられていました。自分の本来のエネルギーを発揮できずに、ただ周りのエネルギーで動いていくと実際には周りもうまくいかなくなるのです。周りをうまく生かすためにはただ自分を表現せずに周りに合わせるのではなく、自分がしっかりと表現しながら周りに合わせていく、周りと一緒にやっていく、この方が周りのエネルギーが強くなっていき、自分も生きながら他も生かすようになっていくのです。したがってこれから社会や多くの人の中で言動をとる時、自分の思っていることや感じていることは正しくうまく表現していく、その中で全体の決まり事や全体のやるべきことはしっかりと行なっていく、これによって自分も周りも良い動きとしてエネルギーがつくられていきます。自分の心の中にしっかりとある一つの基準をつくり上げ、周りに合わせているように思わせながらも実際には自分のペースで動いている、実際には自分の願っている通りに周りの人が動いている、そういう感覚が出るように自分自身を導いていってください。

Eさんの心の中の真面目さは、あなたはいろんな面においてそれぞれ違うエネルギーをつくり出すことが多く、その時その時の状態でかなり変わってしまう状態があります。この真面目の度合いにおいても自分と身近な人や自分とそれほどかかわりのない人ではかなりの自分の心の変化が起こり、ある人々には真面目に接していながら他の人々には必ずしも真面目でなかったりします。その時々の人間関係によってかなり変化が動いていきます。あなたの今後の流れとしてそれを少しずつ修正していき、どのような人とでもどのような人間関係でも一貫した真面目に対する言動が要求されてきます。親しい人でも親しくない人でも自分の言動を一つの領域で統一しておき、同じような基準で接していく、自分自身の心がそれによってだんだん楽になっていくのが分かっていきます。相手との関係を理解し相手との関係だけで個別の接し方をつくり上げていくとだんだん自分に苦しくなっていき長く続けることが難しくなるのです。そのためにいろんな人間のパタンを理解していき、それぞれの状況においてどういう言動をとっているか、どういう言葉使いでどのように話しているか、それを見つけていき今後の流れの中で使えるようにしていってください。自分がこれからの流れにおいて適当なやり方を少しずつ見つけていくと、自分の心の中の信念のようなものができ上がってきて、自然に自分のとる言動が真面目な言動でありながら全体の調和を保つ言動へと成長していくことになります。

今日は真面目というテーマで心のあり方を眺めてみました。自分の身近な人と一緒にいる場合と、自分とはまだそれほど親しくない人の間ではつい言動が異なってしまう場合があります。しかし真面目の一つの基準は相手がどのような人であったとしても、同じように接していく、自分の心の基準通りにどの人にも同じように接していく、これができることが真面目の一つの要素になり、とても大事な要素になります。

皆さん方はぜひそれをつくり上げいろんな人と接する場合でも、差別化をすることなく同じように接していく、ぜひそうやって真面目な心を育てていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。



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