20160111 of Central Sun Ascension Report

/スピリチュアルな学び/魂の目覚め具合で学びが異なる/魂の目覚めていない人を導いていく/自分が理解したことを自分の言葉で教えていく/大衆に合わせることを正しいと思わないこと/大衆をコントロールしているのは誰か/正しさは良心と直観から/比較競争の意識がなくなること/比較の意識がある限り一線を越えられない/

2016/1/11 宇宙交流会

このメッセージのいいねポイントは

大きな障害となる比較競争の意識


①成長のためのわなや落とし穴に注意すること

私たちは光の世界からお話をいたします。皆さん方を導いている光の世界であり、皆さん方の一人ひとりの光をしっかりと管理している仲間たちといえます。皆さん方の日常における光の学びを眺めていき、アドバイスを行なっていきます。

皆さん方の話の中で、スピリチュアルな学びをしている人の実践的な修行、実践的な学びとはどういうことか、スピリチュアルな人としての正しい生き方とは何なのか、それらについて話をしていこうと思います。

皆さん方のようにスピリチュアルな学びをしている人が少しずつ多くなってきています。ただ実際にスピリチュアルな学びをしている人の大多数の人は、単なる興味本位、面白さや楽しさから勉強しているだけであり、本腰を入れて学んでいる人はそれほど多くはありません。本腰を入れて学んでいる人の大多数の人は、はじめから魂がそういう特質のため、つまり人間の意識レベルを上げるための奉仕として降りてきたり、あるいはライトワーカー、スターチャイルド、サービスソウルとして魂そのものが役割をもって生まれてきている者、そういう人たちが自分の人生についていろいろと考え、スピリチュアルな世界に意識を向けながら学びを行なっております。

スターチャイルドやサービスソウルと呼ばれている人々は、普通の人々、まだ目覚めていない人々や普通の魂の人に対していかに意識レベルを上げていくのか、いかに人間一人ひとりがスピリチュアルな存在であるということを気づかせていくか、それが役割として身につけられております。皆さん方がいろいろ学んでいるように、はじめ興味をもってスピリチュアルな学びを進めていくうちにだんだん自分の魂が表に出てきて、魂が何らかの奉仕をしようと動き出していく、魂が世のため、人のためになることを望んで動き出していく、このようにして魂の目覚めたものたちが何らかの行動を起こすようになっていきます。

このように魂が目覚めて魂が行動するようになって実践していく人は、ある程度魂が目覚めているために世のため、人のためになることをどこかで受け入れており、理解しており、また自然なものとして身についているでしょう。まだ魂がそれほど目覚めていない人、単に興味あるだけでスピリチュアルな学びをしていたり、ただ面白そうだから学びをしている人は、まだ魂が実践するというレベルには目覚めていないために、基本的に面白さの興味本位だけで学びを続けていることになります。

皆さん方はもうすでに魂が目覚め、動き出しているために、皆さん方はこのようにスピリチュアルなことに興味をもっていてもまだ魂が眠っている人、まだ魂がそれほど目覚めていない人、そういう人に働きかけていく役割が与えられております。皆さん方にとっての実践というのはスピリチュアルなことに興味をもっていても、まだ魂がそれほど目覚めていない人、そういう人に対して魂を目覚めさせるように活動していく、それが皆さん方の実践ということになるでしょう。

スピリチュアルなことに興味をもっていても、まだ魂が目覚めていない人、こういう人たちははじめは単に面白いこと、単に興味のあることだけで留まってしまい、それだけで終わらせようとします。実際にスピリチュアルなことが自分にどういう意味があるのか、スピリチュアルな学びをするということが自分自身の人生にどういう影響を与えるか、それに気づいていない人がほとんどになります。

不思議なことにただ興味をもって、面白いということだけで終わっており、自分の人生にはつながっていかないのです。したがって皆さん方はスピリチュアルな目覚めが人生にどれだけ大きな影響を与えるか、スピリチュアルな学びをしている人とスピリチュアルな学びをしていない人では、人生がどれだけ違うのか、それをしっかりと教えていく必要があります。

単に興味本位でスピリチュアルな学びをしている人は、魂が完全に動いていないために、ほとんどがカルマのエネルギーで日常生活を続けていき、いわゆる嫌なことや楽しくないことが何度も何度も繰り返されることになります。したがって皆さん方はまずそういう人に対してカルマの働き、人生の魂の流れや自分自身の本来の役割は魂がすべて鍵を握っていること、魂を目覚めさせること、魂を目覚めさせない限り人生の意味がほとんど発揮されないこと、そういったことを教えていく必要があります。

したがって魂とは何なのか、魂を目覚めさせるためにはどういうことが必要なのか、そういうことを教えていきながら次第に魂に目を向かせ、癒しや、魂の活性化、いろんなことを行なっていく必要があるでしょう。当然自分がそれを教えるためには自分もそれをしっかりと理解しており、知識ではなく自分自身は体験を通して自分の言葉で教えることができるようになっている必要があります。

魂の役割や魂の働きを自分の言葉で教えられるようにする、まずこれが最低限皆さんに要求されている資質であり、どんな人に対しても魂について、人生について、ある程度自分の言葉で教えることができる、これをしっかりと身につけてください。魂とは何なのか、人生とは何なのか、これを自分の言葉で説明することができない限り、その人はスピリチュアルな学びをしているとは言えないでしょう。

まだまだ普通の人間と同じレベルということになります。自分の言葉で相手に応じて、相手の理解できる言葉で魂や人生について教えていく、これを行なうことによってだんだん自分自身が新しい学びを進めることになります。自分が教えるべき人ははじめから魂のレベルで決まっているために、必ず教えるということが教わるということに気がついていき、自分がいろんな人に教えれば教えるほど、いろんな人から教わるということが分かっていき、それによって自分が成長を続けていきます。

したがって人に教えるということをしない限り、自分は学ぶことができず成長することもできません。スピリチュアルな学びを何年も続けながら自分は何も成長していない、何も意識レベルが上がっていないという人は、そもそもスピリチュアルな教え、いわゆる魂や人生についてほとんど自分の言葉で教えていないという状況が考えられるでしょう。

聞いたことをただ話すのではなく相手のレベルに応じて、自分の言葉で話す、これが一番大事であり、これを人に応じていろいろ繰り返すことによって逆に自分が学んでいき、そして自分が成長を続けていくのです。自分が成長したければ教えていくこと、教えることによって自分が教わり成長していく、この関係を明確に理解しておいてください。皆さん方は何かを学ぶ時、他人から何かを教わったり、何かを読んだりすることで学ぼうとしております。

しかしこの学びは魂が望んでいる学びではなく、必ずしも魂の契約で行なわれるわけでもありません。魂の契約で行なわれる学びは、自分が許可された人に教えることによって自分の必要なものが手に入り、教わることになる、これが魂でつくられている学びであるために、単に本を読んだり、人から聞くだけでは魂の学びにはなっていかないのです。

自分が魂の学びをするために、分かっていない人に自分の言葉で教えていく、これを行なうことが必要となるのです。また自分が分からないことをいろいろ自分で取り組み、自分で苦しんで身につけていったもの、自分の努力で身につけ、自分のものとして自分の魂で身についたものは自然に行動できるようになっていきます。自分が身につけたものは自分の言葉だけではなく、自分の行動で教えることができ、だんだん慣れてくるといちいち言葉に出さなくても、その人の行動を見ているだけで人に教えることができるようになっていきます。

言葉ではなく行動そのものが他の人にいろんなことを教えていける、これが皆さん方の身につけるべき知恵であり、その時その時に一番必要な行動をとっていく、一番他の人に教えるべきことを教えることができるような行動をとっていく、そうすると自分自身の行動は正しい行動となっていき、他の人が見ても正しい行動ということが何なのかが分かるようになっていきます。

いろんな状況において、行動だけで正しい行動をとることによってそこに隠されている宇宙の真理や、自然界の法則、いろんなものが理解されていき、偉大なる教えをその人の行動一つで見せることができるのです。皆さん方が進むべき道はこういう道になっており、まずは人に教えることによって自分が教わっていき、自分が自分の言葉で真理を語れるようになっていく、次の段階で言葉を出さなくても行動で真理を現していき、行動そのものが正しさを具現化している、こういうことが皆さん方の方向性になっていくのです。

皆さん方がそういう方向性に向け成長していくためには、その時その時本当に正しいもの、善なるものとつながり、それをただ具現化していく、それをただ行動できるということが理想的な行動の仕方になるでしょう。しかし現実的に見て、正しい行動をそのまま自然に行動するというのはとても困難な行動の仕方であり、それを身につけるために多くの修行者がいろんな修行を積み重ねてやっと身につけていく賜物になります。

ほとんど修行や行動することを何もせずに自動的に正しい行動をとるということは、今の人間世界ではまずあり得ないということを理解してください。生まれたばかりの赤ちゃんや小さい子供に、はじめから正しい行動だけを要求しているようなものであり、まだ何も分かっていない状態は知恵のある行動とはかなり異なっているのです。

確かに小さい子供たちは大人よりはエゴが少なく、間違いということもそれほどないのかもしれません。ただ単純にそういう子供たちは無知であり、いわゆるまだ何も身につけておらず、善も悪も、是も非も何も分かっていない状態が子供たちなのです。こういうところからはじまっていき、何が正しく何が間違っているのか、なぜ間違うのか、いろんなことを自分で気がついていき、自分で正しさの観念を見つけていき、自分で正しい方向を見つけだしてそこに進んでいく、こういう力を身につける必要があるのです。

この正しさを見つける力は自動的に身につくわけではなく、正しさを身につけようという心からつくられていくために、常に正しいかどうか、間違っていないかどうか、どれが正しいのか、これを常に考える意識が必要となります。今の現代人の多くの人は正しさの基準を明確には理解しておりません。正しい、正しくないという価値判断ではなく、皆がやっているから、普通はこうだから、常識ではこうだから、ルールではこうだから、こういう概念で行動をとっており、これは正しさで行動しているとはいえないのです。

日本人は皆と合わせることを正しいこと、良いことと認識している傾向がとても強いですが、これは本来の正しさとはまったく異なっております。皆が間違った行動をとっている時、明らかに間違っていると分かっていても皆に合わせることが正しいことであると思って、皆に合わせてしまうのが日本人の特徴となっております。そのために今日本を支配しようとしているものは、大衆をコントロールし、大衆のほとんどの人が間違った方向へ行くようにわざと仕向けていき、それによって周りにいる人々全員が間違った方向へ行くように、わざとそのように仕向けて日本全体をコントロールしようとしております。

スピリチュアルな学びをしている人はここで大きな働きが必要とされます。スピリチュアルな学びをしている人はここで真実を理解していく必要があり、大衆をコントロールしているものは誰なのか、大衆をどのようにコントロールし、大衆をどこへ導こうとしているのか、それを見抜く必要があります。そして大衆が向かう方向が正しい方向、良い方向と理解するのではなく、むしろ大衆をわざと別の方向へ仕向けている方向そのものが間違った方向であり、わざと正しい方向から背けさせようとしている、それをしっかりと理解する必要があります。

自分自身はその中で正しい方向をしっかりと見極め、そして自分ができる範囲内で自分が語れる人々に正しい方向へ意識を向けるように導いていく、これがスピリチュアルな人に要求される行動になっていくでしょう。スピリチュアルな人にとって常識とかルール、大衆の方向性を良い方向とか正しい方向とは決して思わないようにしてください。

これがまずスピリチュアルな人の大前提であり、スピリチュアルな人というのは常識やルール、周りに合わせるのではなく、あくまでも自分の良心に従うこと、あるいは自分の正しい神につながる直観で行動すること、これがスピリチュアルな人の行動の原理になります。まだ自分の中に直観につながるものが明確ではない、自分の直観がまだ信じられない、そういう人はとにかく自分の心の良心に従ってください。

常識ではなく、皆に合わせるのでもなく、単純に自分の良心に意識を向け、本当にこれが正しいことなのか、本当にこれで平和になるのか、自分の求めている平和は何なのか、いろんな観点から自分の良心と向き合ってください。皆さん方が本当の自分の良心を見つけた時、その良心は常に自分を導いてくれるでしょう。自分の良心も良心を磨いていない人は汚れた良心になっているために、いわゆる常識やルール、概念で染まった良心になってしまいます。

まず自分の良心としっかりと向き合っていき、自分の良心は汚されていないかどうか、自分の良心は常識に汚れていないかどうか、それをしっかりと見ていき、自分の良心を浄化してください。自分の心の中の良心と向き合い、自分の良心は何を良いものとしているか、皆に合わせること、恥をかかないこと、自分がただ楽しいこと、自分の良心はどこに向いているかをしっかりと見ていき、それが汚れていないかどうか、世俗化されていないかどうかをしっかりと見ていってください。

皆さん方の良心に本当の皆さんの良心のエネルギーを流していきます。まず今は単純に自分の良心と思っているところに意識を向け、自分の良心は何を願っているか、自分の良心は何を正しいとしているか、自分の良心は何を喜びとしているか、まずは単純に自分の良心に意識を向け、自分の良心はどういう状態かを感じていってください。

自分の目の前で争っている人がいた時、自分はどうするのが良いと思うか。自分の目の前でお金儲けばかりの話をしている人がいた時、自分はどうするのが良いと思うか。自分の家族や両親がスピリチュアルな世界を根本的に否定する人がいた時、自分はどうするのが良いのか、単純に自分の良心を感じてみてください。ではこれから皆さん方に皆さん方の本当の良心のエネルギーを流していきます。

概念に染まっていない、世俗に染まっていない良心そのもののエネルギーを流していきます。しっかりと良心を感じてみてください。

ではさらに皆さん方の高い次元の存在から皆さん方に直観を与えていきます。自分がどういう直観をどのようにして感じ、受けとるか、直観を感じてみてください。

自分が直観をどう感じ、良心をどう捉えるかをしっかりと感じていき、この波動を汚すことがないようにしておいてください。

皆さん方はここでいろんな学びを重ねてきて、意識レベルもかなり上げてきております。おそらく皆さん方はほとんど自分は意識レベルが変わらない、あまり成長した感覚がないと思っていることでしょう。しかし本当は皆さん方はかなり意識レベルを上げてきており、皆さん方のこの交流会における光も以前とはかなり違う光になってきております。

ただそれほど自分が実感がないというのは、自分で何かを実感として感じとりたい、進化した証を手にしたい、明らかに自分が上であるという意識を感じとりたい、そういう意識があるために何も成長していないように感じていくのでしょう。皆さん方に理解してもらいたいのは、本当に比較をしなくなった時、自分はかなり進化成長したことになります。

まだ比較を気にしている段階では確かに学びの途中ですが、どんな状態にあろうともまず自分の今のレベルを気にしなくなってくる、他の人との比較を気にしなくなってくる、こういう状態になった時、本当に自分自身に戻り、自分自身の本質とつながったということができます。つまりスピリチュアルな学びにおいて皆さん方は他の人との競争や比較によって自分を成長した証を捉えようとしております。

しかし本当に自分が成長した証というのは、自分の本質といかにつながっていくか、自分の内なる神、自分の内なる根源にいかにつながっていくか、これが皆さんの方向であり、本当の自分につながればつながるほど他の人と比較をしたり、他の人同士を比較することもなくなっていき、ただ自分は自分のさらなる根源に向かっていく、自分はさらに自分の向かうべきところへと進んでいく、それしか意識が向かなくなっていきます。

したがって今の皆さん方のスピリチュアルな学びにおいての状況において、やはりまだ比較競争したり、自分のレベルにこだわっている以上、まだまだ自分の本質に意識を向けることが難しいといえるでしょう。確かにここの学びにおいて皆さん方の意識レベルを述べたり、皆さん方を成長させるアドバイスを行なったりしております。

そういう意味においてそれにこだわってしまうと、つい比較をしてしまったり、自分の成長が感じられないようになるのかもしれません。しかしここでのいろんな皆さん方に対するアドバイスはあくまでも自分の本来のものにつながるためのアドバイスであり、自分の本来のところにどれだけ自分が意識を向けているか、自分が分かっているかを教えるためのアドバイスになっております。

皆さん方が比較を気にしなくなり、本来の自分にだけ意識を向けるようになってきた時、皆さん方を比較するアドバイスや、皆さん方自身の比較をするアドバイスもなくなっていくでしょう。皆さん方の意識レベルがまだそのレベルであるという状況を理解しながら、これからは自分との戦いであり、あくまでも自分が自分に対して向き合うテーマであり、本来のレベルも自分が自分に設定するもの、そういう真実が理解されるようになっていくでしょう。

ここで誰かが誰かを比較するという現実は皆さん方自身がそういう比較の波動をもっているからここで口に出すことであり、皆さん方が一切比較をすることがなくなり、自分の内なる神にひたすら意識を向け、まったく比較を気にすることがなくなっていくと、皆さん方自身に対する比較評価もまったくなくなっていくのです。

したがって自分自身がどのレベルまで進化成長してきたか。自分がまだどのレベルなのかはそういったところから自分自身で見つけていくようにしていってください。こういうスピリチュアルな世界においても、やはりいろんな人同士を比較したり、特にスピリチュアリティを比較する状況が多く見受けられております。どういう状態であれ比較するという行為そのものがスピリチュアルな世界から離れてしまいます。

スピリチュアルな学びの状況においては、すべてが自分であり、すべてが自分自身であり、すべてが自分の反映であることが分かってくるために、他の人を比較していたり、自分を比較したりしていると、結局は自分自身がまだ比較のエネルギーの中に留まっているということを自分で理解することになるのです。

確かに一人ひとり光の量が異なり、学びのレベルも異なり、そういう意味での比較は存在はしているでしょう。しかしそれは比較といっても単なる数字であり、単なる目安であり、そこに感情的なものや、何らかの執着的なエネルギーは一切入っておりません。つまり下だから未熟だとか、上だから高いとか、そういう感情的な波動は一切ついていないのです。

ハイアラーキーが皆さん方の意識レベルや光を示す時は、実際には感情的なものや比較の心のエネルギーは一切入っていないことを理解しておいてください。数字が低いから未熟であるとか、数字が高いから良いとか、そういう心は一切入っていないのです。皆さん方も数字をただの数字として捉えていく、他の人と違う数字だったとしても、そこに比較する心がまったく存在しない、そういう心が身につけばスピリチュアルな心が身についてきたといえるでしょう。

このスピリチュアルな学びを行なっている人において、比較をしない、数字の差があったとしてもそこに感情を入れない、これはかなり重要なテーマになります。できれば今年これを目標にして、せめて皆さん方は意識レベルの違いや光の量の違いがあったとしても、それによって良い悪いとか、低い高いとかいう意識を一切もたないこと、低いからまだだめだとか、高いからその人についていくとか、そういう意識を一切もたず、ただの数値としてだけ認識する、そういう心をぜひ身につけてください。

この心を身につけない限り、スピリチュアルな人はある一つのレベルを超えることができず、いつまで経っても同じレベルで皆が留まっている、つまり意識レベルが高い人が低い人を見て、あの人は低いと思っている人と、意識レベルが低い人が高い人を見て、あの人は高いと思っている人も実際には同じレベルであるというと、同じ一つのスピリチュアリティの中に留まっており、その一線を越えることができないこと、これをはっきりと理解してください。

今年これをぜひ目標にして皆さん方自身が数字という魔の力に負けることなく、比較競争という罠にはまることなく、ただの数値として、単なる一つの目安としてただ捉えていき、一切比較競争の心を動かさない、これを身につけて正しいスピリチュアリティの学びの流れに入るようにしていってください。


Aさん、あなたの今年の学びの流れにおいて、自分が何か人のために奉仕する、何か世のために奉仕したいという心がありながらも、なかなかそれが良い方向で具現化できずに、つい自分の狭い行動の中で留まってしまう状況が現れております。これを狭い行動ではなく大胆な行動に切り替えていくためには、自分の力を限定しないようにしてください。自分はこれが得意だからこの分野で奉仕するとか、自分はこれができるからこの分野で奉仕するという意識が自分の行動範囲を限定させてしまいます。自分のできることや得意なことに関係なく、今目の前にあることの中で最大限できることをやっていく、得意不得意に関わらず必要と思うことをどんどんやっていく、こうやって自分の限界を超えるようにしていってください。

Bさん、あなたの今年のスピリチュアルな学びの流れにおいて、何度も同じようなパターンを繰り返す流れが見えております。自分なりに理解して分かったと思って、そこに意識を向けてもうまくいかず、また始めに戻ってしまってやる気がなくなったり、落ち込んだりしてしまう、この繰り返しが何度かつくられております。これは単純にこれまでの流れがそうであったために、それがただ戻ってきている流れだけですが、したがってそれをあまり深刻に捉えないようにしてください。これをいちいち深刻に捉えるとまた新しくこのパターンをつくり出してしまいます。深刻に捉えることなく、あ、また以前のパターンが戻ってきているだけだ、そう理解していき、自分が何か違った言動をとったり、うまくいかない言動があった時、そこに集中をしたり、意識を向けて同じループにはまらないようにしてください。その時に意識を切り替え、単純に今度はじゃあこういうことをしてみる、今までやったことのないことをやって別の道をつくってみる、今までのパターンとは違うことを挑戦して新しい試みをしていく、そういう風に心を切りえて落ち込まずに新しい道をつくり出していく、こうやって流れを根本的につくり変えていくということをやってみてください。

Cさん、あなたの今年のスピリチュアルな流れにおいて、あなたはこれまでよりは成長する速度が少し速まっていくでしょう。これまではスピリチュアルな成長をしようと思っても、つい現実の方に意識が向いてしまい、スピリチュアルなことよりは現実を重視する生き方をしていたために、なかなかスピリチュアルな生き方が実践できない状態にありました。今年は少しずつスピリチュアルな生き方が現実でも理解できるようになっていき、どう行動したらスピリチュアルに良い方向にいくのか、どう行動すると魂が目覚める方向にいくのか、それが少し分かるようになっていきます。この流れの中であなた自身がしっかり成長していくためには、常にネガティブなことをあまりにも考えすぎるためにネガティブなエネルギーに陥りやすいという状況がつくられております。いわゆる不安や恐れやいろんな良くないことを考えれば考えるほどそこにはまってしまい、現実がそうなってしまうという傾向がつくられているために、ついせっかくスピリチュアルなことをしようと思っても不安や恐れで良くない方向へと進んでいってしまう、こういう流れになっているのです。したがってそれを変えていくために、良くない考えが出てきたらすぐに自分で気づいて修正し、良い考えに変えていく、ネガティブな意識が出てきたらすぐに切り替えて正しい意識へと切り替えていく、こうやってすぐに考え方を切り替える、これを何度も何度も意識して行なってください。これを行なってネガティブな考えをシャットアウトし続けていくと、あなたの行動そのものが変わっていき、流れそのものも良い方の流れへと変えることができます。

Dさん、あなたの今年のスピリチュアルな学びの流れにおいて、あなたはこれまでと同じように地道に地道に順調に心の修行を続けていくでしょう。ただ今年いくつかの重要な流れの変化の時期があり、その重要な流れの変化の時に正しく道を見つけることができるかどうか、これが大きな試練になっております。これはあなた自身が自分で判断し、自分で決断すべき時期であるために、決して他の人から言えることではありません。自分の良心に従い、自分の直観に従い正しい道を選んでいく、これを正しく行なうことによりあなたの流れは急速に良い方向に進んでいき、それによって自分の意識レベルもかなり上げることができるでしょう。ただその時についいつものやり方、いつもの普通のやり方をとってしまうと、流れとしては必ずしも好ましくない流れに向かう場合があります。したがって大事だと思う時にいつものやり方ではなく、自分の良心や直観をしっかりと感じて正しい方を選択していく、ぜひそこに向かっていってください。

Eさんの今年のスピリチュアルな学びの流れを見ていると、あなたの心の中に相反する心が動いており、まだ自分自身でもどれが本当の心なのか、判断できていないところがあります。自分自身を正しく導くために現実をしっかりと受け入れ現実に合わしていくのか、それとも本当の宇宙の心を身につけていき、宇宙の心で生きていくのか、この相反する二つの心が常に働きかけ、自分自身がどの心で生きていこうかを常に迷っている状態といえます。現実を重視する心で生きていくと、いわゆる周りに迷惑をかけないように、周りの人にとって良い人間と思われるように、周りの人のことを考え、それに合わせようとする生き方が現実の心になります。宇宙の心は現実に惑わされず正しいこと、本来あるべきこと、自分が本来魂の特性を生かして正しい方向へ行こうとする力、これが宇宙の心になります。自分自身がどちらを自分の心として優先していくか、これに惑わされて自分自身でもどうして良いか分からない状態が続いております。今年のスピリチュアルな流れはこの二つの心が常にぶつかり合い、自分はどちらを優先するか、現実を優先する心を使うか、宇宙の心を使うか、その時々で使い分けていく日々が続いていくでしょう。現実を重視する時には現実の心で動きながら、現実から離れた時スピリチュアルな宇宙の心を重視していく、こういう風に使い分ける日々が続いていきますが、だんだんこの使い分けが自分でも苦しくなっていき、常に自分にうそをついている真実の心が動き出していきます。二つの心がある限り自分自身にうそをつかねばならず、自分人士の本当の心が満足しなくなるのです。あなたがいつどの時点でこの真実の心に気がつき、この真実の心につながっていくか、これが今年の一つのテーマになっており、あなたがこの真実の心にどのようにつながり、見つけ、接していくか、すべてはそれによって変わっていくでしょう。自分の心をしっかりと捉えながら、自分の本当の心を見つけていってください。

Fさんの今年のスピリチュアルな学びの流れにおいて、あなたはいろんな学びにおいて理解をすることはできておりますが、それを実践するというレベルにおいてなかなか実践が身についていかない状態にあります。いろんなことを知識として受け入れ理解はできても、それをどのようにして生かしていくか、どのようにして行動に移していくかが身についていかないために、ただの知識の学びで留まっている状態になっております。これをいかに実践の心へと変えていくか、実践の心にもっていくためには、まず勇気が必要であり、楽して身につけようとか、なるべく良い感覚で身につけようと思わず、場合によっては恥を忍んで、場合によっては勇気を出して、場合によっては必要な時に必要なことをすぐに口に出していく、こういう心の動きが必要となります。どうしても自分自身を守ろうとするために強く言うことができず、エネルギーに負けてしまい、弱い方の自分ばかりが表に出てしまいます。この弱い自分に打ち克つために正しいことを正しいとしっかり口に出す、正しいことを正しいとして行動に移していく、これを始めは意識をしてでも具現化していき、だんだん意識しなくてもできるようにもっていく、これを目標にしてください。まずは意識してでも正しいことを行なっていく、そこから始めていき、自分の心を実践の心へと成長させていってください。

Gさんの今年のスピリチュアルな学びの流れにおいて、あなたの今年のスピリチュアルな学びは、はじめはまだ今までと同じように自分でも本当のところは何なのか、本当のスピリチュアルな原点は何なのかを見つけることができず、自分自身でもどこに行っているのか分からない日々が続いていくでしょう。ただあなたのいつかの時点でおそらく六月か七月くらいの状態でしょうが、そこでかなり本質的なことを心で理解できるようになり、それによってこれまで学んできたことがすべて心で分かっていき、本当のスピリチュアルなことやスピリチュアルなものが目指しているもの、本当の自分自身の目指すべきものがはっきりと心で分かるようになっていきます。それからあなたの成長がどんどん速くなっていき、これまで頭で理解していたことが心で理解できるようになっていきます。当然そこに行くためにも毎日のように努力が必要であり、少しでも真実を理解しよう、少しでも努力しよう、少しでも自分を成長させよう、こういう意識が必要であり、毎日毎日の積み重ねによってそういう本当の自分が目覚めていくのです。したがって常に自分を高めよう、自分が目覚めようという心を忘れることなく、自分を目覚めさせるトレーニングを日々続けていくようにしていってください。

Hさんのスピリチュアルな学びの流れにおいて、あなたの今年のスピリチュアルな流れにおける一つの目標的なものは、他の人と違っており、それほど高い目標レベルが設定されているわけではありません。あなた自身はあまり他の人に合わせる必要はなく、まず自分自身の心の見方を学んでいきながらも、瞑想や坐禅的なことがある程度できるようになっていく、自分の心を自分で客観的に見ることができるようになっていく、これが身についていけばそれで十分に自分の本来の流れを進むことになります。いろんな瞑想や座禅の取り組みにおいて、いろんなやり方を教わったとしても、どれが自分に合うのか、どれが正しいのかはすぐに見つけることはできません。したがってはじめは教わったことを一つひとつ自分で実際に試していってください。そして自分に合うもの、自分にとって良いものを見つけていき、自分のやりやすいものを見つけたら、そこで少しでも自分が深く入れるように、自分自身がやりやすいものを見つけていき、それでトレーニングを続けるようにしていってください。

Iさんの今年のスピリチュアルな流れにおいて、あなたの今年のスピリチュアルな流れの方向性は完全に一つに決まっているわけではなく、いくつかの方向性で別れております。しかしその方向性も悪いとかいう方向性ではなく、単純に自分がどの能力を目覚めさせるか、それによって方向性が変わってくるだけであり、良い悪いの方向性ではないことを理解しておいてください。今年のいろんな学びやトレーニング、自分自身の修行の流れの中であなたがもし本当の自分の心に少しでも触れ合ったり、本当の自分の心とつながった時に、明らかに流れが変化していき、自分の本当の心を動かす流れの方向へと導かれていきます。その方向においてはだんだん自分を取り戻した感覚になっていき、自分がやりたかったこと、したかったことが次々と思い出されながら、自分の流れを進むことになります。また別の方向性としては、自分がある程度トレーニングをして新しい能力を身につけたり、新しい方向性で新しいことができるようになった時に、それを生かして先へ先へ進んでいく流れがあります。これはこれまでと違う能力が動き出していき、それによって自分自身も得意になっていき、新しい方向性が動き出して、自分がその能力をどんどん強化させていき先へ先へと進んでいく流れがあります。この流れにおいては自分が少しずつ目覚めさせた能力であっても、いかにも以前自分が使えた感覚、自分が身につけていた感覚が思いだされていくだけであり、それによってどんどん自分を取り戻した感覚になって新しい能力が目覚めていくのです。また別の選択肢としては、今までの自分の身につけていたものをベースにしてそこから発展させようとする流れがあり、いろいろ自分をさらに模索しながら自分自身を高めていこうとする方向性があります。この場合自分のできることがなかなか見つからない状況で能力としては自分でも分からないままの能力ですが、ただ意識レベルが少しずつ上がっていき、能力よりも意識レベルそのものを上げていく、いろんなことに取り組みいろんなことをチャレンジすることによって能力ではなく意識レベルが上がっていき、いろんな人の意識が分かるようになっていく、一人ひとりの意識が分かるようになってきて、意識レベルという観点で大きな成長を遂げていく、このような時空も存在しております。どの方向にどう向かっていくかはそれぞれの自分の努力の仕方や練習の仕方、自分自身の修行の程度によって変化していくために、自分が興味を持ったりやりたいこと、重要なことと感じた時にそれをおろそかにせず、しっかりと修行をするようにしてみてください。


今日は皆さん方のスピリチュアルな学びにおけるアドバイスをしていきました。今年も皆さん方一人ひとり成長する流れがあれば、皆さん方をとどませる罠や落とし穴も仕組まれております。決してそういったことに惑われることなく、しっかりと前を進み続けるようにしていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。



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