20151208 of Central Sun Ascension Report

/今年1年のスピリチュアリティ/リチュアルワーク/エネルギーをスムーズに動かせること/良い心でないと良いエネルギーが流れない/今年は難しい壁があった/正しい選択を見極める/自分の喜びよりもた正しさを優先させる/

2015/12/7 宇宙交流会

このメッセージのいいねポイントは

イニシエートは正しい選択を求められる


①今年は選択の難しい壁が多かった

私たちは光のハイアラーキーのあるカウンセルのメンバーとしてやってきました。主に人間のイニシエートたちの学びのトレーニングを扱っている仲間たちともいえます。イニシエーションを受けた人間のその後の成長のための指導を行なっており、これまでもこの場で何度も話したことがあります。今年1年間の皆さん方の学びの状況やスピリチュアルなトレーニング、また意識レベルという流れの中でアドバイスを行なっていきます。

まず皆さん方イニシエートとして理解していただきたいことをいくつか話しておきます。今の皆さん方の時空という流れの中で、このイニシエートという一つの光の仲間たちはとても大切な役割を請け負っております。今の皆さん方の時空は今さまざまな選択肢の流れの中でどの選択肢を採用して、この地球をどこに結び付けようとしているか、その大きな鍵を握っております。

基本的に選択肢を決めるのは人類の集合意識ですが、この人類という集合意識の中でやはり支配者や権力者、力をもったものの影響がとても強く、そういう人たちのほんのちょっとした言動によって時空の流れが大きく左右されてしまいます。基本的にはそういう力のある人の一言によって時空が急の悪い方向に下がってしまったり、あるいは場合によっては良い方向へと変わったりすることになります。

そういう不安定要素が大きい流れの中で光のイニシエートたちは、正しい時空の方向にいかに人類を導いていくか、少しでも波動が高い地球へといかに導いていくか、これがイニシエートの大きな使命になってきます。そういう意味で見た時、今年1年の流れの中で重要な選択の時にイニシエートとして皆さん方がどの程度地球の流れに関与してきたか、あるいは地球を良い方向へと導いてきたか、そういった観点で話をしていこうと思います。

まず皆さん方は今年いくつかのエネルギー的なワークを行なっていきました。いわゆる北関東のリチュアルということで多くの人が参加して、それぞれ神社やいわゆるパワースポットというところでエネルギーワークを行なっていきました。一人ひとりの直観や一人ひとりが受け取った自分なりの情報に従って、いかに自分の心を信じて光のワークを行なっていくか、そういうことが基本的な方針として設定されておりました。

本当に自分の直観に従って、自分で堂々と声に出したり、行動をとったりして光を定着させたり、光の流れをつくり出したりしていく、そういうワークが設定されておりました。

ワークをする時にはやはり初めての人や比較的慣れていない人、そういう人に対してある程度最低限の意識を高めてもらうこと、また何度もワークを行なっている人は率先して手本として見せたり、率先して行動することによってどうすれば良いのかを見せていく、そういう一つの見本的なものがもっともっと確立されていることを望んでおります。

また富士山の近くでワークを行ない、いくつものゲートを使いながらエネルギーを変えていくというワークが行なわれていきました。特に韓国の人と日本の人の合同のゲートワークということは、とても大きく意味があり、これはある意味では時空を変えることに大きな貢献を与えておりました。もしそのゲートワークが行なわれていなければ、数年後の日本と韓国の状態はもっと悪化していた状態になっていたでしょう。

その日本と韓国の間の悪化を防いだということでゲートワークの意味は十分にあったといえます。やはりゲートワークをしたり、エネルギーワークをする時には十分に意識を高めておき、決して仲たがいをしたり、お互いの非難をするような言葉を出したり、相手に対して不愉快な言動をとらないようにするということが最低条件として望まれております。そして誰もがある意味では心を一つにして良いエネルギーのままでワークに取り組んでいく、決して不平不満を言うことなく、与えられた環境や状況そのものを受け入れていく、そういう素直な純粋な心でワークに臨むことが最低条件として望まれております。

来年はおそらくまたいくつかのワークが行なわれるかもしれません。今述べたことを十分に生かしながら、来年はもっとエネルギーの流れがスムーズに流れていくように、あるいは自然霊や天の声を正しく受け取って、その通りにワークができるように皆が行動できることを望んでおります。来年はある意味ではかなり繊細なエネルギーワークが要求されてきます。

時空の流れもどんどん複雑化してきており、ほんのちょっとした変化で違う時空に入ってしまう傾向が強くなっていきます。来年1年間において何度もそういうことが起こるでしょう。ほんのちょっとしたことで予定していた時空とまったく異なる時空に入ってしまう、ちょっとした心の迷いで時空が閉ざされてしまう、こういうことが来年起こりやすくなっていきます。したがって来年のワークにおいては、より繊細な心で取り組んでいただき、もっと集中して細かいレベルを感じとれるようにしてワークを行なっていく、そういうことに意識を集中していただければと思っております。

皆さん方の今年1年における壁という話がなされておりました。確かに今年は皆さん方が大きく成長しようと思ってもいろんな妨害があり、なかなか成長できないという人が多かったと思われます。今年と来年は顕著に進化成長するということがとても難しいエネルギー場といえるでしょう。正しいことを一つしようとするとその十倍もの強さで正しくないことの選択肢が現れてきます。

何かを正しく行なおうとすると、正しくないことばかりが目についてしまい、つい正しくない方を選択してしまう傾向にあるのです。今年も来年もそういった意味で非常に惑わされやすい状況といえます。しかしだからといって適当に選択したり、あるいは概念や思い込みで選択するととても危険な時空に入っていくでしょう。したがってこれからのいろんな選択において、本当に正しい心をもって正しい道を選んでいく、こういう意識が常に必要となります。

多くの人にとって正しい道とは何なのか、正しいとはどういうことか、これがよく分かっていないと思われます。特に日本人の場合は周りに合わせることが正しい、皆と一緒が正しい、いつもの通りやるのが正しいという考えがとても根強く入っているために、本来の正しい選択が分からなくなっております。本来の正しい選択は他を生かすこと、全体を生かすこと、自分を犠牲にしてでも周りの人が生きるように導いていくこと、これが常に正しい選択になります。

他の人よりも自分を優先する、自分の喜びや自分の快楽を優先するのは正しい道ではありません。ただ多くの人にとって自分が喜ぶこと、自分が楽しいことを正しいと思っている人がおります。特に西洋人のほとんどはそういう意識で毎日を過ごしているために、いわゆる優れたスピリチュアルな人であったとしても、基本的に自分を大事にすること、自分が楽しいことを優先するようにメッセージが与えられてきます。

これは西洋人自身がもっている一つの概念、一つの思い込みやあるいは信念体系であるあめに、自分よりも他を優先するというのはあくまでも言葉の世界だけであり、現実生活においては自分の楽しいことを優先させる傾向がとても強くあります。本来の正しさということがかなり民族や社会の習慣によって異なってきます。しかしイニシエーションを受けた皆さん方は、基本的に自分よりも他を生かすことが正しいこと、自分よりも全体のために奉仕することが正しいこと、これは忘れないようにしておいてください。

自分の喜びよりも全体を優先する、自分よりも他人を優先するということに違和感を感ずる人がいるかもしれません。この違和感を感ずるという意識そのものがいわゆる我、エゴという世界であり、まだまだ自分の我を捨てきれず、自分中心で自分の喜びを優先したいという心の現れになります。

自分よりも他を優先するというのは、とても尊い心であり、これを非難することは絶対にできません。この自分よりも他を優先するということをどこまで現実で選択できるか、これがこれから皆さん方に何度も降りかかってくるでしょう。その時一つひとつがどちらの時空を選ぶかというテストと思ってください。他を生かすこと、全体を生かすことの時空を選ぶのか、それとも自分の喜び、自分の快楽の方向の時空を選ぶのか、これらの積み重ねによって時空がどんどん分かれてきて、いかにも自分に見合った時空の方へと進むことになります。

基本的に時空を左右するのは、実力者や権力者、支配者の一言で大きく変わってしまう集団のエネルギーですが、意外と大事なところにおいてはイニシエートたちのとった選択によって大きく変わることがかなり残っているのです。いわゆる権力者や実力者が選ぶ道というのはいかにも人間的で分かりやすい時空ですが、そういう時空の分かれ目とは別に、支配者や権力者にはまったく見えていないさまざまな時空の別れ道があり、その時空の別れ道においてはいわゆるイニシエートがそれを感じとっている、イニシエートがどの道を選択することによって時空が切り替わっていく、そういう切り替えもたくさんあるのです。

したがって表向きの現実世界で現れてくる物質的な時空の別れ道だけではなく、イニシエートだけが感じとることができる時空の分かれ目、そしてその時に多くのイニシエートがどの時空を選んだのか、自分を生かすことより他人を生かす道をどれだけの人が採用したか、それによって時空の流れが大きく変わっていくのです。

来年はそういう意味の時空の別れ道もたくさん設定されているために、ぜひ皆さん方がその別れ道を感じた時に、他を生かすという時空をいかに見つけ、そこに進むことができるか、それを直観で感じ、そしてはっきりと意志を使って正しい時空の方を選んでいく、これをはっきりと覚えておいてください。今年のいろんな時空の流れの中でまだまだ光のイニシエートとして不十分なところがありましたが、かといって、地球の時空が悪くなったとか、下がったということはありません。

地球自身も頑張っており、少しでも人間の時空の選択が良い方向へ行くように地球自身がいろんな工夫を行なっております。いわゆる悪い時空の方に進みそうになった時に、いわゆる天変地異、いわゆる天災やいろんな事故、いろんな現象を起こすことによって悪い時空に行く流れを防いだり、あるいは良い選択の人々が確実にそこに意識を向けることができるように、何らかのニュースを伝えたりして意識を変えよとしております。

皆さん方が毎日の過ごしている中でいわゆる大きな事件とかニュース、その時に皆さん方がどういう心をどういう風に使うかによって時空が変わることが何度もあります。したがって皆さん方がそういう状態になった時、常に正しい方向を感じとりそこに意識を向けていく、多くの日本人が正しい道を採用することができるように自分たち自身も心を強くもっていく、そういう意識をもっていってください。

今までこういう肝心なところでなかなかイニシエートたちが宇宙の思いを感ずることができず、結局普通の人々の意識と共に流れてしまう傾向がありました。いわゆるその部分がイニシエートとしての壁になっているのでしょう。どうしても普段の日常生活の中でイニシエートという自覚が弱くなってしまい、普通の人と同じような意識構造になってしまいます。

ニュースを見たりいろんな事件を見ても普通の人と同じような意識になってしまい、イニシエートとしてどう心をもっていくか、地球や宇宙のことを考えた時どういう意識状態が望ましいのか、そういう風にして時空を正しい方向へもっていこうとする意識の人がほとんど現れておりませんでした。これからは日常生活においてもしっかりと正しい方向へと意識を向けておく、常に地球自身が正しい方向へ時空が進んでいくように意識を向けておく、こうやってイニシエートとしての壁をはっきりと一段階引き上げるようにしていってください。

Aさん、あなたの今年のいろいろの活動を眺めていて、あなたなりに自分のマインドで整理し、自分の光も自分でかなり分析してきて、いわゆる自然界や宇宙とのつながりにおいては大きく成長することができました。あなたの意識を自然界や宇宙界に大きく広げていき、かなり遠くの領域にまであなたの意識波動が広がることができるように成長してきました。この意識の成長の流れの中で、どうしても人間とのかかわりのところで一つの限界がつくられており、いわゆる自分にとっての苦手な人、自分とエネルギー的に合わない人とのかかわりの中で自分のエネルギーがそれによって急に弱くなったり、崩されてしまったり、自分の場が自分の場でなくなったりする状態が現れておりました。相手の人によって自分のつくった場が急に弱くなったり、あるいは自ら壊してしまったりする、これがあなたにとっての一つの限界、壁といえるでしょう。どのような人がきても自分の場はしっかりと自分の場を保持して絶対に自ら壊れないようにしておく、どういうエネルギーの人がきたとしても自分で自分の場をしっかりとつくり上げておき、自分のエネルギーを確立できるようにしておく、こういう意識が必要となります。これをいつどの時点でもしっかりとつくり上げることができるようになれば、そのままのエネルギーですぐに外でのワークやリチュアルにも使うことができます。今はやはり環境が変わったり自分が予定していない状況になると、すぐに自分の場が壊れてしまい、結局隙ができたり油断が重なったりしてワークがうまくできなくなったりする傾向があります。いつでもどこでも常に最大限の光を使うことができる、それを目指して自分の心を常に安定できるようにもっていってください。

Bさん、今年1年のスピリチュアルな学びの中で、はじめはいろいろ悩んでいたり、自分が成長しないこと、自分がなかなか成長を自覚できないことに不安や恐れを感じた時期がありました。だんだんその自分自身を惑わす闇の部分が浄化されていき、少しずつ自分の光を自分で見つけることができるようになってきております。それでも何かまだ自分では自分を確認できないという意識ができ上がっているために常に他の人からの言葉や他の人からの評価を基準にして自分を考える傾向があります。自分がどこまでできるようになったか、自分がどこまで成長したかを常に他の人からの言葉で確認しようとしているのです。これがある意味では一つの限界といえるでしょう。他の人がどう言おうとも自分で自分の光を自分でしっかりと確認できる、自分で自分の状態を常に知ることができる、これがあなたにとっての壁を越えた状態になります。この常に自分で自分を確認できるためには、まず常に自分の良いところを自分で感じとれるようにしておいてください。良いところだけを見るようにしておく、常に自分の良いところを毎日見つけ、自分で言葉に出していってください。そうすると昨日よりは今日の方が良いことが多い、また次の日良いことが多くなった、こうやって常に良いことだけに意識を向けていき、自分がどこまでできるようになって自分一人でどこまで判断できるようになってきた、それを自分で確認していくのです。こうやって自分で自分のことがはっきりと理解できコントロールでき、自分の力や能力を自分で分析できるようになった時、初めて自分の壁を大きく乗り越えて、他の人に惑わされない、いちいち他の人にゆだねたり依存しないという本来の自分ができ上がっていきます。こういう自分の自立した本来のスピリチュアルな生き方をぜひ身につけるようにしていってください。

Cさん、あなたの今年1年の学びの中で、自分にとってスピリチュアリティとは何なのか、自分はどういうスピリチュアリティを手にしてどこまで進化成長できるのか、常にこの問題と闘ってきました。自分なりに学び成長したように見えても、これはスピリチュアリティが上がったことになるのか、それともスピリチュアリティは全然上がっていないのか、勉強することとスピリチュアリティの関連がどうしても分からないまま1年が過ぎてしまいました。自分をいろいろと見ていく時、自分なりにただ勉強した、自分なりに分かったと思っていてもそのままスピリチュアリティに反映されるものではありません。スピリチュアリティは自分がスピリチュアルな言動をどれだけとったかということによって評価されます。勉強したとか分かったというところで評価されるのではなく、スピリチュアリティのある言動をどの程度とったかによって判断されていくのです。自分は今年1年どの程度スピリチュアリティのある言動をとったか、それをよく分析してみる必要があるでしょう。いわゆる第三密度、世俗という世界の中での言動が多かったか、それとも第四密度という一段階上の世界での言動が多かったか、自分の職場においても家族においても会話の流れにおいて、第三密度という世俗の話題が多かったか、第四密度という神聖なるテーマが多かったか、しそれによって自分自身の言動を自分で確認することができます。やはりこれまでの意識レベルの状態として、つい第三密度の話題に負けてしまう弱さが心に残っておりました。これがあなたにとっての壁といえるでしょう。したがってこれからのスピリチュアルな学びにおいて、自分のスピリチュアリティを高めようとするのであれば、第三密度の話題に負けることなく、第四密度の話題へと意識的に上がっていく、第四密度の話題をしっかりと把握して常にそこを基準にして話題を進めていく、こうやって第四密度の言動をとることがあなたにとって壁を越えた自分のスピリチュアルな生き方になっていくでしょう。

Dさん、あなたの今年1年の学びの中で、あなたは常に謙虚で自分のことを客観的に見るくせもついており、ある意味ではスピリチュアリティのある生き方を実践している状況といえます。単に今年1年の成長、今年の意識レベルの上昇の観点で見た時、去年よりは若干上昇している傾向がありますが、まだ大きく成長する機会は十分に残っております。自分自身の成長が大きな成長にならなかった理由としては、常に何らかに不安や恐れを抱えている意識があります。やはりスピリチュアルな学びであるために十分に慎重にして、いわゆる良くないエネルギーを引き入れないようにする、自分自身を守るために正しいエネルギーだけを扱うようにしてあまり好ましくないエネルギーには近づかないようにしておく、こういう意識によって慎重に慎重にスピリチュアルな学びを行なっており、それによって成長というものも比較的普通の成長度になっているといえるでしょう。これが必ずしも悪いという意味ではありません。十分に普通の成長を行なっており、決して悪いという評価ではありません。ただあなた自身が心の中では大きな成長を望んでおります。心の中で大きな成長を望んでいても実際に何かをする時慎重に慎重に行なっていくために、現実的な成長度が小さな成長の連続になります。これ自身は悪いということは一切なく、いつもあなたの自分のペースで、やりやすいペースで行なっているという点においては十分に評価されております。ただあなたの心の中にあるもっと大きく成長したいというこの波動が動き回っているために、この普通の成長が自分にとってもどかしく感じたり、自分が成長できていないかのように感じてしまうところがあります。この大きく成長したいという心と、安全に学んで安全にトレーニングしていくという心の二つがぶつかり合い、それがあなたにとっての大きな不安やジレマンを抱かせております。したがってあなたにとっての壁というのはこの二つの心の対立、二つの心が常に相反して自分に何らかの疑問を与えてくる、このジレンマの心があなたの壁のような心になっております。したがってあなた自身が壁をなくして大きく進化成長するためには、元々こういう二種類の心があるということをしっかりと自分で認識することです。あまり急がず地道にゆっくりゆっくりと安全なやり方で成長していく、でも一方で心はなるべく早く大きな成長をなしたいという心をもっている、これを認識することがまず大事になります。なぜ早く上に行こうとする心が動いているのか、これは今の地球があなたに訴えていることになります。地球自身がさまざまな危機感を感じており、この地球があなたに意識を向けて、イニシエートたちが早く目覚め行動するように、光を扱えるものたちが早く光を正しく使うようにという地球からのメッセージをあなたが受け取っているのです。そのためにあなたの心の中には地球から絶えず送られてくる早く成長しなければならないという心と、でもこれまでの学びの中で問題を起こさないように安全に確実に成長しようとする心、この二つの心がある、これをただ自分の中ではっきりと認め認識してください。これをどう扱い、どれを選択してどうやっていくかはあなた自身の問題になります。ただどのようにいったとしても二つの心の動きが常にあること、したがってどれが良くてどれが悪いという意味ではなく、単純に二つのエネルギー、それは単純に右足と左足、右手と左手、こういう二つの相反するエネルギーがただあるのと同じであり、自分自身の心も早く地球に何かしたいという心と安全に自分を成長させたいという心、単にこの二つがあるということです。どちらが正しいとかどちらか一つを選ぶのではなく、その時その時うまく自分で判断してこの二つのエネルギーをうまく使い分けていく、結果的に正しい方向へと進んでいく、そういう心の使い方をうまくマスターしていってください。

Eさん、あなたの今年1年の流れにおいて、あなたは自分自身になかなかはっきりとした自信がもてず、この1年においてもあまり意識的な成長がなかったように感じているかもしれません。しかしハイアラーキからの見方からすれば、あなたは今年1年かなり大きな成長をなしてきました。意識的な変化としては感じていないかもしれませんが、いわゆる去年の段階ではまだ第三密度の意識に完全に染まっていて、常に第三密度の観点でしか物事を考えていない状態にあります。今は第四密度の意識レベルがかなり浸透してきており、テーマによっては十分に第四密度の考え方、第四密度の心の在り方を身につけることができるようになっております。時々隙ができたり、自分の弱点を言われたりすると第三密度の意識に戻ったりしますが、十分に自分が良い状態で良いエネルギの時には第四密度的な意識が動いております。ただまだまだ心に隙がありすぐに戻ってしまったり、余裕がなかったり、つい自分自身の意識レベルが低いと急に下の方に引っ張られてしまう傾向があり、それによってなかなか上に上がれないという状況があります。したがってあなたにとっての壁というものは油断や隙によって第三密度の意識に落ちてしまう、つい油断して第三密度の話題に没頭してしまう、これが壁と言えるでしょう。したがってこれからはそういう第三密度の話題やテーマが与えられたとしても、そこに入り込んだり、そこにはまってしまうのではなく、常に第四密度の意識レベルを保持しておく、常に意識レベルの高い方向へと意識を向けておく、こうやって壁を乗り越えた自分の世界を確立していってください。

Fさん、あなたの今年の流れの中で、あなたは十分に自分のやるべきことをやったり、自分なりに心の思うまま、自分のスピリチュアルな生き方を進めてきました。ただ意識レベルをどの程度上げることができたか、スピリチュアリティをどこまで上げることができたかというと、いわゆる普通の成長の度合い、順当な成長の度合いという状況であり、格段に成長したというわけでなければ成長しなかったというわけでもありません。普通の成長の仕方として意識レベルは上がっております。ただ宇宙やハイアラーキーが望んでいるのは、やはりあなた自身がもっている潜在的なパワーがあり、この潜在的なパワーをいかに生かしていくか、あなたが行なえる力はかなり多様な力をもっており、いろんな場においてあなたがいるのといないのとではかなりエネルギーの状態が変わってきます。自分自身がそれをうまく使いこなせるようにするためにエネルギーの扱い方や、正しいエネルギーをどう扱っていくか、そもそも自分自身のエネルギーをどういう風にうまく解放させ使っていけるか、その部分においてのトレーニングが必要となるでしょう。これまではある意味では強引に自分のやり方で何とかやってきましたが、やはりこれから先はハイアラーキーの一つのやり方、ハイアラーキーが行なっている集団のやり方、いろんなことが必要となってきます。そういう意味において自分の直観で行なっていることだけではなく、ハイアラーキーやあるいは一つの法則的なものやパターン的なもの、そういったものを理解してそれに合わせたエネルギーを使っていく、これが要求されてきます。そういう意味においてあなたにとっての壁というのはある意味では自分のペースでやってきているのが壁になっており、一つの大きな流れの中に入り込めないという状態にあります。この自分独自のやり方の壁から大きく抜け出すためにも、ハイアラーキーの一つの大きなやり方、流れ、それにうまく入り込んでいけるように新しいトレーニングを工夫してみてください。

Gさん、あなたの今年のスピリチュアルな学びの中で、あなたは今年いろんな意味においてスピリチュアルな世界にしっかりと入ってきて、自分の意識を急速に第四密度の方向へと変えてきております。これまでの生き方や価値観からすると大きな変化であり、この大きな変化にもかかわらず自分はこの新しい価値観に合わせようとして日夜意識を変えることを努力なされております。そういう意味においては極めて十分に意識の成長を行なったということができるでしょう。ただ自分自身の壁という観点で見た時、必ずしもスピリチュアルという意味の壁ではありませんが、自分自身の心をもっと自由にして自分の本当の生き方というものをこれから見つけ確立させていく、まだどこかに遠慮があったり恥ずかしさがあったり、自分自身の内面をさらけ出せない部分があちこちに染み付いております。自分自身の心を堂々と表現して正しい人間関係をつくり上げていく、いろんな人々の中においてもどこまで自分を表現し、どこまでは言わなくても良いことか、この見極めがまだ不十分なところがあるために、人の前で言って良いことと、自分の中で留めておくこと、これをしっかりと自分なりに分別を身につけていき、そして正しい表現力を身につけていく、これによって自分の壁を大きく越えていき、新しい自分のエネルギー場を確立することができるようになっていくでしょう。

Hさんの今年のスピリチュアルな流れの中で、あなたのスピリチュアルな意識レベルは今年も少しずつ自分を見つめ、周りの人とのかかわりの中でスピリチュアリティを高めるように努力を行なってきました。自分ではほとんど意識していないかもしれませんが、今年はさまざまな意識の変化が起こっており、いろんな角度から自分を見つめていく、いろんな角度といろんなヒーリングの状況において、新しい自分自身に自分で気がついていく、そういうことが行なわれておりました。したがって今年1年は自分自身でも気づいていなかったところに気がついたり、あるいはもっと深く自分で気づくことができるようになり、それ自体が意識を大きく成長させております。スピリチュアルな意識が必ずしも能力とは一致しておらず、スピリチュアリティが上がったからといって何らかの能力が使えるとか、能力が身につくという意味ではありません。能力がまったく目覚めなかったとしても、スピリチュアリティが上がることは普通に何度も行なわれております。そういう意味において自分では実感がないかもしれませんが、自分を見るスピリチュアルな見方や人々を見るスピリチュアルな見方がかなり成長しており、その点においてはスピリチュアルな意識レベルを上げることができるようになっております。ただあなた自身の壁という観点で見た時、いろいろスピリチュアルな観点で物事を判断できるようになってきても、まだまだ染み付いてしまった自分なりの考え方や自分の概念、こういったもので完全に捨て切れないものがいくつか残っております。自分で気がつき自分でその概念を手放そう、少しずつ修正しようという心が動いておりますが、分かっていてもついまた同じことを繰り返してしまう、これがあなたにとっての壁といえるでしょう。分かっていてもまた繰り返してしまうというこのエネルギーはかなり強いエネルギーのように感じられておりますが、本当に意識して踏みとどまり、意識してそれを何とかして行動しないように何回か繰り返していくと、本当にエネルギーがだんだん弱くなっていきます。しかし負けてその通りに動いてしまうと、またエネルギーが強くなり、強く戻ってきてしまう状況にあります。したがってそのエネルギーに決して弱音を吐いたり、負けたといってがっかりせずに何度も何度も挑戦し、そして今度は負けないようにする、今度は言動に十分注意する、そういう意識を繰り返していくと必ずエネルギーは消えることになります。これを確実に信じて、これからはこの壁となっているエネルギーを完全に体から手放していく、そうすれば来年でも十分に第四密度の意識レベルを確実に手にして新しい自分を感ずることができるようになるでしょう。


今日は皆さん方の今年のスピリチュアリティの成長度や阻害している壁について話をしました。来年はまたさらにいろんな流れによって皆さん方を成長させたり、またある意味ではブレーキをかけたりする現象が起こるでしょう。しかしいずれにしても皆さん方を高めるために、強くさせるための現象であり、決して弱音を吐いて止めてしまったり、諦めたりせずに最後までトレーニングし続けることを望んでおります。それではここまでにいたします、ありがとうございました。

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