20150921b of Central Sun Ascension Report

/魂の解放/自分の解放/アセンションは本人自身の問題/第4密度へ進んでいる人は一割程度/焦らず少しずつ人々を導いていく/

2015/9/21 宇宙交流会

このメッセージのいいねポイントは

意識レベルを高めて人類への奉仕を

①ライトワーカーは自覚して目覚め行動すること

私たちは光の仲間としてお話をいたします。皆さん方が家族や友人にスピリチュアルな目覚めを行ないたいと考えている時、どのようなやり方を使えば良いのか、いろいろ話がなされておりました。皆さん方は一人でも多くの人を光の世界に導き、魂を解放させ、この地球の低い波動の世界から抜け出すことを使命として生きております。

確かに自分自身が目覚め、自分自身が解放されることも大きな要素になっているでしょう。しかし自分自身をまず解放させ、真実の世界で自分が生きるようになることを目標にしていると、おそらくいつまでたっても実感がわかず、まだ力がない、まだ分かっていないと言い続け、何もできないまま時間だけが過ぎてしまうでしょう。

自分がまず自立し目覚めないと、人に教えることができない、この言葉は確かに間違ってはおりませんが、だからといって何も自分が目覚めていないうちは人に何も奉仕できないという考え方も正しくありません。常に自分の周りにいる人に自分は何らかの奉仕をすることができます。光の世界に導くことと奉仕は基本的には同じ働きを示しますが、皆さん方から見た行動の仕方では異なってくる場合があるでしょう。

本来、奉仕はその人の魂を解放させ、魂を光の世界に導いていく、これが一番の奉仕になります。その人が悩んでいたり苦しんでいたり、問題を抱えている時、愛や光で包み込み、悩みから解放させていく、苦しみから解放させる、これでも十分に光の世界に導いております。人それぞれいろんな悩みやいろんな苦しみを抱えており、その悩みや苦しみから解放させていく、これは立派な奉仕であり、これは誰にでもすぐに行なうことができます。

ただ皆さん方の質問において、いわゆる第四密度、アセンションへ導くためにどうしたら良いか。ただの奉仕とアセンションや第四密度へ導くというやり方がどこまで共通で、どこから違ってくるのか。基本的にはすべてが奉仕の一環ですが、できるだけ多くの人をアセンション、第四密度へ導くということは、またかなり大きなテーマでありとても重要な働きになります。

ただ第四密度やアセンションという現象は本人が行なうものであり、皆さん方はそれに向けてアドバイスをしたり手助けをすることはできても、直接本人がアセンションするかどうかは本人自身の問題になります。したがって皆さん方かできる奉仕はあくまでもアセンションに導くための手助け、アドバイスをしたり、いろいろアセンションに向けての話をしていく、これが奉仕としてできる限界と言えるかもしれません。

ただすでにヒーリングの仕方を身につけていたり、他にも何か自分ができるセッションやワークを手にしている人はもちろんそれをうまく使いながら、アセンションの世界へ導く必要があるでしょう。自分がどこまでそういう能力を使いこなしているか、あまりそれを使っていない人はせっかく手にしてもなかなかそれを使って人々を目覚めさせたり、導くことができていないとつい自分には力がない、自分にはまだ何もできていないという意識がつくられていきます。

今この地球において、魂が目覚め意識が目覚め、第四密度へ意識的に進んでいる人は地球全体で見るとまだ一割にも達しておりません。日本人全体で見るとおよそ一割くらいの人は何らかの形でアセンションに向かう、あるいは魂を高め少しでも意識レベルを高くしていこうとする気持ちをもったりしております。

この一割程度の何らかの気づきを得ている人の場合でも、本当に意識的に活動したり、積極的にライトワーカーとして活動している人は、またそのほんの一部になるかもしれません。したがってまず自分が何らかの形で意識的にライトワーカーとして活動している人は、まだライトワーカーという意識は身についていないけれども何かしなくてはいけない、何か地球のために世の中のためにする必要がある、そういう意識をもっている人々に働きかけ、本当に魂のレベルで目覚めさせていく、魂のレベルで自分が自立して動けるようにしていく、そういう導きを与える必要があるでしょう。

残りの大多数のまだ目覚めていない人、まだ何も興味も関心もなく、世俗の世界の中で満足している人に対し自分は何ができるか、ここがとても大きな問題になっております。ほとんどまだ何も興味がない、関心もないという人に対し、魂からは必ず何らかの光ある兆候が本人に届けられていきます。魂のレベルで何かこの世界はおかしい、このままではこの世界はおかしくなる、今のままでは自分自身が何か満足できない、このような気持ちをもっている人が少しずつ現れ増えていきます。

こういう何か今の社会、自分の人生がおかしいと感じている人、そういう人に対し、何らかの働きかけを行なうチャンスはあります。この物質世界がいかにつくられた世界であり、幻想の世界であり、肉体だけの世界であり、本当の魂の世界にはなっていないこと、人間は魂を進化成長させるために肉体をつくり、肉体を通して魂を成長させていること、そのためには魂とは何なのか、魂の進化とは何なのか、まずそれをしっかりと教えることが必要となります。

そのためにはいわゆる魂の生まれ変わり的なもの、魂自身の進化の流れ、これらを教えていきながら自分自身が魂として生きていく、魂の目覚めを意識しながら人生を生きていく、こういったことを目覚めさせ理解できるように教えていく必要があります。自分の身近な人や家族で何か現実に疑問をもったり、自分自身の生き方に疑問をもっている人、何らかの悩みや問題を抱えている人、そういう人にいろんなアドバイスをしてみたり、魂や肉体について話をすることはそれなりに意味があることが多いと思います。

いろいろ話をしていく中で、わずかの人でも関心をもったり、興味をもってもっと聞きにくる場合、いきなりすべてを話そうとしたり、焦っていろいろ教えていくとかえっておかしく思われ、相手が去っていく場合があります。したがって何か興味をもって聞きにきた場合でも焦ることなく相手のペースに合わせ、ゆっくりゆっくりと相手が理解できる範囲で教えていく、こういうやり方が必要となります。

多くの人の場合、拒否反応を示すのはいわゆる日本の場合は宗教的なイメージが強いと、どうしても相手が警戒してしまう、特に何か買うとか、セミナーを受けるとか、金銭的なものが関与する時にとても強い警戒心をつくり出していきます。したがってそういう金銭がからむ場合においては十分に注意をして話をしていく必要があるでしょう。

また本人の心の悩みや相談において、本人が理解できる分かりやすいやり方で人生について、人生の流れについて説明をしていく、こういったことがうまくできるようになると、この人生が偶然ではないこと、人々との出会いや現実が偶然ではなくすべて意味があり、自分なりに改善することができること、それが分かってくると人生をどう導いていくかが少しずつ分かるようになっていきます。

つまり苦しみや何らかの悩み、トラブルは自分自身の心がつくり出したという原因が分かり、それをうまく対応することによって問題を解決することができるようになるからです。こうやって心の相談を受けながらも解決する方法を見つけていき、そして実際に現実を良い現実としてコントロールできるようにもっていく、これができるとだいぶスピリチュアルな学びに対する恐怖心や不安がなくなっていき、いろんな話を聞くようになっていくでしょう。

焦らないで時間をかけながらでも少しずつ少しずつ教えていく、導いていくという心が必要となります。家族でも自分があまり家族のメンバーとそれほど深く関わっていない、家族でありながらあまり心の話やスピリチュアルな話はしたことがない、こういう人の場合もいろいろ話をするのは難しいでしょう。相手が受け入れてくれる話題はどこまでか、うまく話を聞いてくれるところはどこまでか、それをいろいろ調べながら、その範囲内でうまく話を進めていく、こうやってまず興味をもってもらうこと、まずは話を聞いてもらうこと、そこを意識して家族のものたちと良いつながりをつくる必要があります。

友人や家族において、話を聞いてくれる人が少しずつ現れてきた、とりあえず話は聞いてくれるようになった、こういう状態になってもいきなり深くいろんなことを教えようとすると、だんだん分からなくなり、相手が拒絶反応を示す場合があります。話を聞くようになったからといって一気に進むのではなく、ゆっくりゆっくり内容を説明していってください。

なるべく本人が理解できる表現で、自分が知識として身につけたそのままのものではなく、自分が理解して租借し、自分が心で分かったことをうまく自分の言葉で表現していく、このやり方を身につけていくと言葉の一つひとつが相手に適当な言葉として広がっていき、相手はそれを正しく解釈できるようになっていきます。自分の言葉ではなく聞いた話をそのまま伝えても相手は何も感じない時があります。

ただの知識をそのまま口にしてもそこにはパワーが入っていないことが多いからです。そういった意味で必ずパワーがある言葉をつくり出していく、自分がそれをうまく表現していく、そういうやり方によって一人ひとりに言葉のパワーをうまく使って導いていく、こういうこともやっていく必要があるでしょう。

今の皆さん方の時期において、今は本当に一人ひとりが新しい流れに入るのか、それとも今までの道を歩み続けるか、このどちらかに分かれていく重要な時期に入っております。自分自身がどっちの道を行くのか選んでいる、そういう状況であるために、実際の皆さん方は一人ひとりが自分で第四密度の方向へとしっかりと歩いていく、これが要求されております。

家族や友人、自分の知り合いの中で多くの人を救ってあげたい、多くの人を第四密度に導いていきたい、そういう心をもっている人はたくさんいるでしょう。当然それも私たちが望んでいることですが、必ずしも全員がそのまま第四密度に入るかどうか、それは決めることができません。一人ひとりの意識レベルや一人ひとりの光の量を見ていき、それによって第四密度へ行くかどうかが決められていくのです。

これからいろんなことがまだまだ地球で起こるでしょう。日本でもいろんなことが起こり、その度に神はいるのかいないのか、いろんなことが話されていくでしょう。神という言葉を出すととても難しい流れに入る場合があります。本来は神という言葉を使わなくても正しく表現したり、伝えることは可能になります。ただそういう言葉をどううまく使うか、あるいはどううまく使わないで済ませるか、これは一人ひとりの役割であり、自分にとってふさわしいやり方、ふさわしい表現をとっていく、そうやって自分の知り合いや友人、知人をうまく光の世界に導いていく、これをぜひ行なえるようにしておいてください。

②高いシンボルやエネルギーを感じ取る

銀河連盟から話をいたします。いわゆるスターチャイルドやサービスソウルとして活動している人は今まさに目覚め、動き出す時期になっており、いつまでも遊んでいる時間ではありません。もう今すぐに目覚め、魂に従って奉仕をしていく、これが要求される時期に入っております。しかしまだサービスソウルとして目覚めていない人や、サービスソウルではなく普通の人間として進化の道を辿っているものは、今のこういう波動がどんどん高くなっている状況において、いかにこの波動を自分がキャッチできるか、いかに高い波動のシンボルやエネルギーを感じ、受け取って自分から意識レベルを上げることができるか、これが大きなテーマになっております。

何らかの形で意識レベルを上げることに目覚め、動き出していく、自分の活動も奉仕の活動へとシフトしていき、できるだけ人のために活動しようとする、こういう傾向が強くなっていきます。そういう人々をうまく導いたり、うまく協力し合いながら普通の人々がアセンションできるように導いていきます。

皆さん方それぞれ友人知人や、家族、いろいろ導きたい人がいるでしょう。現実的には難しいように見えてもある程度目覚めてきている人は、すんなり話を聞いたり、何でも言う通りにする場合もあります。初めから難しいと考える意識ではなく、基本的にもう分かっているはず、魂は目覚めているはず、そういう意識で働きかけていき、少しでも違和感がないようにもっていってください。

Aさん、あなたが自分で自立し動き出し、光の働きを行なっている時、友人や家族たちにどのように貢献できるか、まず今のあなたの奉仕の状況としては、自分自身が光の生き方をまず見本として示していき、光の世界を感じて自分がその通りに実行していくと、いかに自分が良い流れに進んでいけるか、自分が本当に信念をもって学んでいくとすべてが良い方向へと進んでいく、これが分かってきて、それを伝えていくだけで友人たちや家族はそこに興味をもつ人が増えてくるでしょう。したがってまず自分自身がちゃんとした光の生き方を実行し、行動を通して示していく、そうやって近くの多くのものたちに働きかけるようにしてみてください。

Bさん、あなたの今の魂の目覚めにおいて、自分ではまだ学んでいる最中であり、人を導く光や力はまだ身についていないと思っているかもしれません。しかしあなたは普通の人よりはすでに強い光を身につけ、普通の人よりは高い意識レベルに向かおうとする意識を強くもっております。ただ自分が分かっていることやスピリチュアルな知識、スピリチュアルなことを人に教える時につい話が長くなったり、要点が分からなくなってしまうために、聞いている人々が結局何がポイントなのかが分からなくなってしまう場合があります。したがって何らかのスピリチュアルな説明をする時、あまり回りくどく説明したり長くならないように注意すると同時に、基本的に相手に不安や恐れを与えるような話し方も控えていき、なるべく希望や明るさ、良い展望が得られるような説明の仕方を工夫してください。自分の言動もある程度重要であり、自分が正しい行動をしていく、正しい言葉を使い、正しい行動をしていくと、それを見て他の人たちが興味をもつことになります。自分の行動を通して端的に真理だけを短く説明していく、いろいろ聞かれるとそれに対して説明して構いませんが、初めからただ長々と話しても相手はあまり心の中に入っていかない場合があります。うまく心を掴んで端的に話せる話の仕方、それを身につけるようにしてみてください。

Cさん、あなたの意識ではなるべく多くの人に光を渡し、光を通して理解してもらおうという気持ちがあります。しかし実際にいろんな人の前に現れて、人々に何らかの導きをほどこそうとしても行動に移せないところがあります。どうしても説明するというところで難しくなってしまい、結局単純な一言、二言で終わらせてしまう、その一言、二言によって相手はすべてを理解することが難しく、結局正しい理解を得ることができないままただの話を聞くことになります。したがって、何か興味をもっているところや関心がある分野に関しては、一言、二言で説明するよりは、本質的なところ、大事なところをうまく説明していく、肝心なところを的確に説明していく、こういう説明の仕方をうまく身につけていき、それによって相手が心から興味をもってスピリチュアルな学びの中に入れるように導いていってください。

Dさん、あなたは意識のレベルで何とか困っている人や悩んでいる人、そういう人々の手助けをしたいという意識があります。自分の周りの人々の中でも困っている人や、救ってあげたい人がたくさんおります。ただこれを現実的に行動しようとする時、一つひとつに大きな壁があり、自分の力だけではどうしようもできない問題が関わってきます。したがってあなたの場合はそこを無理矢理何か特別な方法で導くとかいうよりは、まず大きな愛で包み込んでいく、どんな人でも、それほど強い関係でなかったとしても、大きな心で包み込んでいく、まずそこから始めてください。いろんな人々を大きな心で包み込み、話を聞いてあげたり、アドバイスしたりしていく、この大きな心で包み込むということにより、あなたの魂のエネルギーが相手の魂に触れていき、相手の魂が何らかの光を感じとっていきます。この相手の魂の輝きが少しでも本人に意識化され、本人を動かしていくと、興味をもったり、もっと話を聞きたくなる場合があります。その時にうまく相手に合わせて話をしていく、こうやって少しずつ相手が興味をもつように導いていくのです。大きな心で包み込んでいく、ぜひこれを実践するようにしていってください。

Eさん、あなたの家族や友人たちの中で、自分が何か奉仕をしたい、何か人のためにライトワークをしたい、こういう気持ちを強くもっております。ただ相手が素直に聞いてくれるかどうか、分かってくれるかどうか、いろんな不安や心配を抱えながら話をする場合があります。まず自分の方からいろんな不安や心配をもってしまうと、相手がそれを感じとってしまい、相手が不安や恐れを出してしまいます。したがって自分が何か教えたり、伝える時、アドバイスを与える時は不安をまず持たないこと、自分はちゃんとできる、ちゃんと説明することができる、そういう意識をしっかりともって不安を持たずに堂々と話していく、まずこれをしっかりと行なえるように身につけてください。不安や恐れがなくなって堂々と話ができるようになると、あとは自分がうまく話したいポイントをまとめて話をしていくと、不安や恐れを乗り越えていろんな興味をもって、さらに話を聞こうとする人が増えてきます。自分自身の心からまず解放させていき、堂々と話ができるようにもっていってください。

Fさん、あなたの魂は自分の世界で少しずつ目覚め、動き出しており、あなたは魂をしっかりと導こうとしております。まず自分自身の魂と自分が一つになる、これを目標にしてワークを進めていきます。自分の魂をどう感ずるか、これがまだ自分でも理解できていない状態ですが、自分の魂と一つになるということは肉体が自分のすべてではないこと、自分のちょっとした思いや感覚、それは魂から来ている、これをはっきりと受け入れることです。魂からのいろんな思いが実際にやってきても、頭の方で否定してしまう傾向があります。頭で否定することなくそれをしっかりと受け入れていき、今自分の魂はどうなっているか、魂の求めているものは何なのか、常にそこに意識を向け、自分自身の魂の成長を進めていってください。他の人々にいろいろ教えたり導くためには、難しく説明すると余計に相手が分からなくなってしまうために、シンプルな原理をシンプルに伝える、基礎的な基本的なことを優しく伝えていく、そこに徹してください。決して難しく教えようと思わないようにしておいてください。

Gさん、あなたの光の奉仕という世界で、いろんな人に働きかけたり、何気なく誘ってみたりする力はそれなりに良い働きを行なっております。結果として出てくる成果をあまり気にする必要はありません。たとえ結果に出なかったとしても、まず話していく、まず誘ってみる、まず説明していく、これで十分であり、それで魂に何らかの変化が沸き起こっていきます。したがって結果として現れることを期待しないで、とりあえず話ができるチャンスがあると、それを喜びとして話をしていく、こうやって機会があればいくつでも自分の理解している内容を説明していく、その程度で十分に奉仕を行なっております。いずれそういう話がどんどん広がるようになると、少しずつ本当に興味をもってもっと高いレベルを目指したり、成長しようとする人も現れてくるでしょう。したがって今は必ずしも結果を期待せず、とにかく聞いてくれる人にどんどん話をしていく、そうやって自分の身近な人たちに勧めていってください。

Hさん、あなたの友人や家族において、自分の方から何かを話したり、説明しようとしてもうまく相手に伝わらないケースがあります。まず自分自身が論理的に必ずしも理解できていないところがあったり、説明できないところがあったりするために、肝心なところをごまかしたりぼかしたりして説明してしまうところがあり、それが相手から見た時、不信感や不安を感じたりしてしまいます。したがって説明をする時はごまかすことなく、適切に説明できること、正しく説明すること、これが要求されております。正しく説明しておけばそれを聞いている人はそれなりに納得して、もっと興味をもつ場合があるでしょう。しかしごまかして説明してしまうと相手は余計に不信感を感じてしまい、何か騙されている、何かおかしいという感覚がずっと残ることになります。そういった意味でごまかすのではなく、しっかりと自分の言葉で表現していく、その練習を続けていってください。

Iさん、あなたの身近な人や家族、友人たちにどう導きを与えていくか、あなたがいろんなことに興味を持ち、自分なりに理解し、それを周りの人にも伝えてあげたい、そういう気持ちはとても強く感じられております。ただどうしても誰かに紹介をしたり説明しようとする時、つい思いが強くなってしまい、何か相手から見た時強い気持ちばかりが伝わってきたり、あるいは何か言っていることと心が噛み合っていない、何かちぐはぐという感覚を得たりする場合があります。そのために本当に知ってもらいたいこと、本当に理解すべきことはしっかりと言葉で心をもって説明していき、誤解されないようにしておく、こういううまい説明の仕方が要求されてきます。常に相手の事情を考えたり、相手のことを理解しながら話をするようにしておいてください。自分の世界だけで先走って話してしまうと、つい話題が自分の知っていることだけの話題になってしまい、相手が知りたい話題になかなかうまく噛み合わない場合があります。相手が本当に知りたいこと、相手にとって必要なことを感じとり、それを的確に説明していく、これができるように練習していくと、ある程度相手の心を掴んだ話し方ができるようになっていくでしょう。

Jさん、あなたが友人や家族に話をする場合、今のレベルでは自分が知識として身につけたこと、知識として理解したことを分かりやすく説明していく、友人や家族たちに本当の意味や現象的に見てどう理解するかを分かりやすく説明していくと、それで相手は納得したり理解する場合があります。あくまでも教わった内容として理解した範囲で話していく、それで相手は十分に話を聞いてくれます。これが論理的な話や基礎的な話からはみ出て、まったく関連のないことを急に口に出すと、相手が何か違和感や不信感を感じとり、それによってまったく話を聞いてくれなくなる場合があります。したがって基本的に体系だった内容を的確に教えていく、そこに意識を向けて説明できるようにしていけば、いろんな人が話を聞いてくれるようになるでしょう。

Kさん、あなたの友人や家族に話をする時、あなたの場合は論理的に丁寧に話すというよりは、大事なことは何なのか、要するにポイントは何なのか、何をどうしたら良いのか、それをうまく的確に説明できるようになると、相手がそれを感じとり、それによって興味をもってくる場合があります。難しい話を長くしたとしてもおそらく相手は意味が分からなくなったりして、途中でほとんど関心がなくなってしまいます。今本当に大事なこと、聞きたいこと、知りたいことは何かを感じとり、それを端的に説明していく、こういったことができるようになると、逆に興味をもってきて、いろんなことを聞いてくる場合があります。そういうことに一つひとつ答えていきながら、だんだん深いレベルへと導いていき、相手が知りたいことをどんどん伝えていくようにしていってください。

Kさん、あなたの家族や他の多くの友人たちに話をする時、あなたの場合はある意味では話がとてもスムーズにうまくできる内容があり、自分が得意としている内容の場合には相手が心から受け入れてくれる場合があります。しかしあまり現実ばなれした話が続いていくと、相手が何か違和感を感じたり、何かそこで不信感を感じたりする場合があります。したがって何かあまりにも現実ばなれした話が続きそうなときには少しそこで話題を変えて、現実的なところ、日常的なところから理解できるようにもっていく、スピリチュアルな話題であったとしても基本は現実をどう生きるか、現実の生き方が問題であるために、最終的にどう生きるかということに常に戻ってきて、正しく生きることがいかに大事なのか、この正しい言動をしっかりと行なうことが第一であるということを教えていき、それによって少しずつ少しずつスピリチュアルな教えを提供するようにしていってください。

今日は皆さん方の家族や友人にどう導きを与えるかを話していきました。一人ひとり自分の特性が異なり、また友人や家族もそれぞれ特性があるでしょう。うまく自分の特徴や相手の特徴を見抜いて、良いやり方で相手がスピリチュアルな学びができるように導いていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。

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