2013年3月レポート

2013年3月のレポートから

 昨年12月~今年2月で人生が変わったという人がたくさんいます。地球の新しい流れにうまく適合していっているのでしょう。ただし、順風満帆で切り替わったわけではなく、一時的に大混乱になり、どうにもできなくなり、少しずつ新しい流れが見えてきたという状況のようです。そして多くの人が、これからどうしてよいか分からない、何をすればよいのか分からない、といっているのです。
 新しい流れに入ると新しい出発点から始まるため、創造するところから始まるのです。つまりどうすればよいかではなくどうしたいか、何を創造したいかという熱い思いが重要なのです。新しい流れは誰かが導いてくれるのではなく、自分で創り出していくというルールで進むため、誰かについていくというやり方が通用しなくなります。常にチャレンジ精神で創りあげていってください。

人それぞれの役割

ライトワーカーという言葉がよく聞かれます。地球の平和のために、愛と光をもって奉仕する人たちです。実際にはヒーリングやマッサージ、ボランティアなど多彩な分野があるでしょう。

 いろんな資格を手にし、世のために何か貢献したいけど、うまくいかない。ライトワーカーとして一人前になりたい。と思っている人がいるかもしれません。多くの人はビジネスでうまくいっているかどうかで判断してしまいます。本来はビジネスとはまったく関係ありません。

 何も資格を手にせず、毎日、不平不満や忍耐、悲観的な生活ばかりを続けている。生きているのがとてもつらい。という人がいるでしょう。こういう人こそが立派なライトワーカーです。地球に存在しているネガティブなカルマをわざわざ身につけ、消そうとして人生をつくったのです。とても素晴らしい魂です。できれば、新しいカルマをつくりださないように工夫しながら、毎日を過ごしてください。素晴らしいライトワーカーです。

競争心から向上心へ

 レスリングがオリンピック競技から外されるかも、ということで日本中で話題が沸騰していました。古代からずっと競技種目に入っていた、という理由で、外すのはおかしいという主張。さらに、日本が優位になるといつも邪魔してくる、という声もあります。

 元々、オリンピックは古代ギリシャの戦争中に、一時休戦の目的でつくられたのが始まりです。そのため、競技種目は闘う、槍を投げる、石を投げる(砲丸投げ)など、実際の戦闘に合わせて競技されていました。近代五輪になってから、競技種目が新しくなりましたが、基本的には闘いになっています。

 私自身はオリンピックをあまり好んでいません。元々、オリオンからやってきた競争心のエネルギーでつくられ、地球全体が闘いモードになるように仕向けられております。実際、オリンピックと戦争は常に同時に現象化されている気がします。国同士の競技になると、とても強い闘争本能が出てきます。
 IOC会長は、国同士で闘うことは本来の五輪には入っていないと述べていました。でも開発途上国が国同士の戦いによって国家を有名にしたり、経済力を上げる機会になるため、強く要求してくる、として国家間対抗の競技を設けているそうです。

 新しく検討されているスポーツには珍しいものがあります。たとえばスポーツクライミングですが、これはまさしく自分との闘いの競技です。自然への挑戦、自分の精神との闘いが健全なスポーツなのかもしれません。自分との闘い、自然との闘いにおいて、技を磨く、人間の能力を高めるというのは競争心ではなく、向上心になります。

 今後、国同士で闘うスポーツから自然との闘い、自分との闘いにおけるスポーツへと変わっていくのでしょう。これは人間の進化の流れとしてはよい傾向といえます。ただ地味なので、スポンサーなどを考慮すると、まだまだ少数派になるのでしょう。

 アセンションという時代において、動物的な人間意識からより進化した人間意識へと進化することは当然の流れです。ただ一気に進むわけではなく、動物的な人間意識を好むものは人間との闘い、国家との闘いで一喜一憂し、勝つ喜びだけを追求していくのでしょう。それと同時に、人間の能力への挑戦や自然への挑戦で、人間の精神力が高まっていく方向に進むことはよいことです。

 動物的な人間意識の社会構造と進化した人間意識の社会構造が巧妙に絡み合って時代が進んでいきます。その現実の中から、時代の流れをうまく読み取り、人間を進化させる側に常についていきましょう。

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  Ascension Report