20120924 of Central Sun Ascension Report

2012/9/24 月例セミナー

強い心で前向きに生きること

①強い決意で意識を高めること

私たちは光の世界からお話をいたします。皆さん方の生活を眺めていていろいろ気が付いたことをお話していきます。今日は感情のコントロール、怒りの克服、自分の本当の心を見る、いろんなテーマで行なわれております。感情をコントロールするという本質がどこにあるのか、これは自分を知ることにあり、自分を知ることにより感情をコントロールすることができるようになります。

したがって感情をコントロールできていない人はまだ自分を理解していない、自分が何者だかまだ分かっていないというところがあります。人それぞれ自分という人格があり、この自分という人格で日常生活を行なっております。この自分という人格はなぜこのようにしてつくられ、なぜこのような性格なのか、なぜこういう人生なのか、その自分の人生を個別化させ特有化させるためにつくられたものといえます。

つまり自分の人格は自分の人生に一番最適なものとしてつくられた自分の側面であり、この自分の人格を見つけること、人生における役割を見つけることが重要になります。自分の人生の中でなぜこのような人格が与えられたのだろう、なぜこういう性格なのだろう、それを見つけようとする気持ちがまず大事になります。

もっと良い性格だったらもっと良い人生なのに、もっとちゃんと良い心を持っていればもっと幸せな人生のはずなのに、普通の人はそう考えていくでしょう。しかし本当はそうではなく、まず皆さん方の人生が存在し、その人生に合う人格をつくってきました。まず人生そのものを理解し、人生を先に考える必要があります。

自分の人生を眺めていき、この人生は何を自分に与えようとしているのか、なぜこういう人々と出会い、なぜこういう流れになり、なぜこういう仕事をするのか、まずそこに重要な意味があり、その人生を自分で体験する必要があるのです。またその人生を体験する時の自分の側面として今の人格をつくり、この人格がまた重要な意味を持っているのです。

短気な人やのん気な人、完璧を求める人、いろんな人がいるでしょう。それはこの人生において必要なものとしてつくられてきました。魂レベルで見て一番うまくいく仕組みとして今の人格と、今の人生がつくられているのです。しかしこの人格をそのままにしておくわけではなく、これを自分で磨いていき、少しでも良い人格へとつくり変えていく、自分の人格の中にあるネガティブなもの、人生にとって良くないもの、それに気付いていきそれを修正していくのです。

常に否定的に考えてしまう、悪い方向へ、悪い方向へ考えてしまう、そういう側面を持っていたらそれを直していき、良い方向へと前向きな方向へと変えていく、これが重要な意味になります。したがって与えられた人生と与えられた人格をそのままただ生きていても、実際には人生は良くなることはなく、生まれてきた意味もなくなってしまいます。

ただそのままを生きるのではなく、少しでも人格を高めていき、修正していき、明るく元気で前向きな生き方ができるようにする、そうすると人生も変化していき、人生が自分にとって一番成長できる流れに変化していきます。一人ひとりが自分の人格と向き合い、自分の心を見つめた時、修正すべきもの、修正しなければならないもの、それらが感じられてきます。

自分がそこに至った時に心から自分で変えようと思う、人格を変え、新しい人間としてやり直したくなる、こういう気持ちが極めて大事な心構えになります。今の人格を前提にしながら努力をして新しい人格になろう、新しい生き方をしよう、そう決意することです。皆さん方の多くはこのような決意が成されておりません。

新しい人格で生きよう、生まれ変わろう、今までの心構えではなく、新しい心構えで生きていこう、これ位の強い意識が必要となります。今までの自分の人格をそのままにしていき、ちょっと修正だけしてそれで感情をコントロールしよう、良い人生に変えよう、そう思ってもほとんどは何も変わらないでしょう。

ちょっと修正しようというレベルではもう間に合わないくらいにかなり難しい状態になっているのです。今の時期においてはかなり根本から完全に変えるくらいの意識が必要であり、それくらいの決意を持って初めて自分の流れを変えることができるようになります。一人ひとりの心の中にとても痛いもの、他人に触れられたくないもの、できれば目をつぶっておきたいもの、いろんなものがあります。

自分としてはもうなかったことにしておきたい、そういう思いがあり、それらのエネルギーが常に自分に悪影響を与えています。他の人が来るとつい何も言えなくなってしまう、あるいは特定の状況になると変な反応をしてしまう、そういうことにより自分の人生がうまく進まなくなってしまいます。これからの皆さん方の流れにおいて自分の心をしっかりと見つめ、直し、新しい流れに入るためには今本当に自分の心を見つめ理解することが必要となります。

一人ひとり修正すべきところが違うでしょう。それでも共通点としてまず自分の心を変えようとする強い意気込み、強い心が必要であること、そして実際に行動すること、これらによって心を変えることができ、感情の仕組みも変化していきます。皆さん方にいろいろ反応する感情は毎回同じというわけではありません。皆さん方の意識レベルが上がり成長していけば反応する感情も変化していきます。まったく新しい別の感情として働き出す場合もあります。自分の感情の仕組みをよく理解して自分自身がしっかりと進化成長できるように持っていってください。

②ポジティブな感情へと替えていく

私たちは光のマスターとしてお話をします。皆さん方の感情をコントロールできるようにするために簡単なワークをしていきます。自分の心の中にいつも高ぶってくる感情、人と話をしていて沸き起こる感情、特に許せないと思う感情や我慢できない、もうこれ以上に一緒に話を聞いていられない、あるいは自分が何か無視されたような嫌な感じになる、そういった感情のことを思い出し、心の中で感じてみてください。

皆さん方の心の中で感じたさまざまな感情をまずそのままにしていき、そこに光を入れていきます。心でそれらの感情を感じながらエネルギーが変化していくのを感じてください。光が入っていき、心の中の今の感情の中に流れていき、心にたまった感情をきれいに浄化し、光の感情へとポジティブな感情へと変化させていきます。ネガティブな感情がポジティブな感情に変化していくのを感じます。

これからは自分自身が感情のエネルギーを変化させることができる、自分でできるということを信じてもらいます。心の中にあるネガティブな感情があればポジティブな感情へと変化させる、そういう感情のエネルギーを変える能力が働き出したのを感じていきます。

心の中の感情のエネルギーを解放させていきます、楽なエネルギーとして体から離れていき、良いエネルギーとして周りに広がっていきます。自分の良い感情が自分から周りに広がっていくのを感じます。これらの感情のエネルギーは今回だけではなく、いつの時点でもネガティブな感情をポジティブに変え広げることができます。自分は感情のエネルギーを変えることができる、この強い信念を身に付けてください。

それではアドバイスをしていきます。

Aさん、あなたの感情の仕組みは自分自身が認められない、言っていることが理解されない、あるいは自分の言っていることを無視して別のことを言ってくる、こういったところに自分が認められないとか自分の存在感がないような感情が動いていきます。これらの感情はあなた自身が小さい頃身に付けた感情ともいえます。自分がそもそもあまり主張することができず、自分が表現できなかった、あまり自分のことをしっかりと分析できず、表現できなかった、こういうことが小さい頃に行なわれ、結局自分がよく主張できない、表現できないという状態になっていき、そしてそれがそのまま自分は分かっているのに認めてくれない、自分はちゃんとやっているのに分かってくれないという意識へと発展していきました。結局自分の中の世界で自分はやっているけれども他の人には通じないという意識が出来上がっていき、それが今の感情をつくり上げております。まずは自分の世界から大きく出ることが必要です。他の人は何に興味を持っているのだろう、他の人はどういう生き方を楽しんでいるのだろう、他の人の人生や他の人に興味を持つことが必要となるでしょう。他の人に興味を持たない限りなかなか他の人との接点がつくりづらく、自分の世界だけで終わってしまいます。自分の世界から大きく飛び出て他の人の世界に入ってみる、他の人の世界を感じ理解しようとする、そうすると他の人も自分のことを理解する気持ちがつくられていきます。まず自分から他の人に興味を持ち、理解しようとする、こういう
気持ちを養うようにしてみてください。

Bさんの感情において、あなたは小さい頃から自分自身のことをよく分析する癖があり、どうして自分はこうなのだろう、どうして私はこうなのだろう、いろんなことを考えておりました。自分はこうだ、でもこのままではいけないからもっとこうしよう、こうしたい、だけれどもなかなかうまく行動できない、そういう意識がありました。この意識が成長するにつれ、だんだん自分自身がやりたいことがあってもうまくできない、考えていることはあっても表現できない、そういう状況になっていき、そのうち自分と他人との間に何かの壁が感じられていき、この壁に対して感情が働き出してきました。したがって今感じている感情のほとんどは自分と他人との間にある壁に関して感じている感情といえます。相手を見て例えば分かってくれない、これは自分と相手との間にある壁を分かってくれないと感じている状況であり、自分が他人を分かろうとしているかどうか、その自分と他人との間にある壁を何とか変化させることが必要となります。自分から理解しようとしてみる、自分と相手との間につくられた壁そのものを感じてみる、この壁をなくすためには自分と他人との境界をなくす、自分と他人との間の境目をなくす、この意識が必要となります。自分と他人との間に壁をつくらなくなり、そのまま話をする、そのまま接するということができるようになると、壁に対する感情はなくなっていくでしょう。そして相手をそのまま心から受け入れるようになり、直接心と心の繋がった感情が動き出していきます。ぜひ壁の感情から心自身の感情へと変えていってください。

Cさんの感情において、あなたの感情のシステムはあなた自身が常に自分を何とか見よう、自分の感情を理解しようという気持ちによって感情が常に動いております。自分を理解しよう、その気持ちは良いエネルギーとして動き回ります。ただ自分を理解する時、本当に自分をどこまで理解できているかどうか、いろんな感情が動いた時、その感情の一つひとつを分析していくと、自分が感情と思っていたものが実際には自分そのものであり、感情ではなく自分が完全にそういう人間であること、また相手の感情として理解していたとしても相手の感情ではなく相手そのものがそういう人間であること、それを受け入れる必要があります。相手の感情と思うとまだ変えようという気持ちが出てきたり、自分の感情だから放っておいても良いという感覚になって、あえて取り組もうとする意識が弱くなっていきます。しかしそれが自分そのものであり、それが相手そのものであるという意識を持つと、自分はそのままではいけない、心から変えないとこれは人生そのものがだめになってしまう、また相手の場合は相手がそういう人なのであえて変えさせようとか、変わってもらおうという意識がなくなり、そのものとして受け入れていく、こういう感覚が出てきます。こういう感覚がある意味では大事なことであり、変えさせようという気持ちを持っていると常に相手は何も変わらない状況として現れてきます。それよりも相手をそのまま受け入れていく、自分はそのままではいけないので本心から変わろうとする、こういう決意により感情のエネルギーが変化をお越していきます。まだ自分の本質ではないという感覚で感情という側面だけを何とかしようと思っていくと、ほとんど何も変わらないまま時間だけが過ぎていきます。自分が本心から生まれ変わる、相手はそのまま許していく、そういう気持ちで接するようにしてみてください。

Dさんの感情において、あなたは自分の感情においていろんな分析をしたことがありました。なぜ自分の感情がこうなのか、なぜ相手の前でこうなってしまうのか、いろいろ分析した結果、あなた自身は自分はそのままで良いのだ、自分は本質的な状態で良いのだという意識に向かっていきました。しかし自分の感情は自分でしっかりとコントロールし、ある意味では進化させていく必要があります。したがってそのままで良いというわけではなく、常に自分の心をコントロールし、心を管理していくことが必要となるのです。あなた自身の心をうまく持っていかせるために、自分自身でいろいろ挑戦してきました。自分のネガティブな考え方をうまく変えさせようとしたり、自分の将来に向けて良い考えを持ってくることを挑戦したりしました。しかしなかなか長く続くのが難しいために、すぐに元に戻ってしまいます。あなたに必要なのはやり続けるという意識、ずっと続けるという気持ちが必要となります。自分の感情をしっかりと意識し、それを少しでも良い方向へと意識し続けていく、自分のネガティブな考えがあればポジティブな方向へと修正していく、これをやり続ける意識が必要となります。短期間で終わらせるのではなく、長い期間をかけてポジティブな考え方へと変えていく、そうすることにより自分の感情もコントロールされていき、エネルギーそのものが変化を起こしていくでしょう。

Eさんの感情において、あなたはいろんな面において自分においていろいろ見つけ調べようとする意識を持っておりました。今感情ということをテーマにして自分を調べる時、自分の中でまだ見つけることのできない小さな自分が存在し、この小さな自分が根強くそこで粘っております。この小さな自分はあなたの心の中でほとんど存在を知られないようにしながら、あなたに強く働き掛けてきます。ちょっとしたプライドやちょっとした見栄、あるいは理解してくれないという思いのようなものが奥底にあり、このエネルギーが場合によって急に膨れ上がったり、自分の言動を左右させたりしてきます。これらの心は常に自分を否定的な方向へと進ませていき、いつの間にか自分が別の人間になっていたり、皆とは違うようなところにいるような感覚になっていきます。自分と他人を分離させるエネルギーであるために、いつの間にか他人と離れてしまう場合もあるのです。この小さな自分を見つけ、向き合い、手放すために自分の心を本当によく見つけていき、自分の中にある目立ちたい気持ちや理解して欲しいという気持ち、これをしっかりと見つめ、そして素直な自分に戻り相手を認めていく、相手を尊重する、相手の素晴らしさを感ずる、そういう意識へと変えるようにしてみてください。

Fさんの感情において、あなたの心の中にまだまだ自分で自分を許せない感情があります。やりたいことがあってもできなかった、考えていることがあってもうまく先に進まない、いろいろ目標とすることはあっても実現できない、そういう思いがあり、自分の頭の中で考えていることが全然うまくいかないという悔しさや無念さ、自分自身に対しての力の無さ、いろんなものが自分の中に動き回っております。そういったことにより自分でも意識していない無力感や自信の無さ、そういったことがあなた自身の心の深いところにあり、その結果人と接する場合でも何か信用できなくなったり、そのまま鵜呑みにできないという意識がつくられてきました。自分で自分のことがうまく進めることができなかったために、自分のことをうまく評価できず結果的に相手を評価できないそのまま鵜呑みにできないという心に育ってきたのです。これからの流れにおいてまず他人をしっかりと理解すること、他人のやってきたことや素晴らしいところを認めていく、これが原点であり、それによって自分自身を認め、自分が素晴らしい光の中に入ることになるでしょう。自分自身の心を少しでも明るく自分自身を納得できるようなものにして、自分は本来は能力がある、本来は何でもできる、あるいは自分は素晴らしいことをやってきた、そういう意識へと変えるようにしていってください。

Gさんの感情において、あなたの感情のメカニズムはとても分かりやすい感情として反応しております。ある意味では自分で分析しやすい感情であり、素直で表現が豊かであるとも言えるでしょう。とても分かりやすい感情であるために、周りの人は理解しやすく、自分でも自分のことは分かりやすい仕組みになっていると思われます。ただ分かりやすいとは言ってもその感情が自分ではどうしようもできない位に動き出したり、暴れ回る時があり、その時は自分でも完全に忘れてしまっている状態と見えます。自分で自分の感情をコントロールするために、あなたの心の中にある寂しさ、これを自分で見つける必要があるでしょう。あなたの根本に寂しさがあり、これが他の人からまだ認めてくれていない、愛されていない、そういう状態になっていき、いつの間にか自分で自分を愛することができない状態になっていきました。まず自分で自分をしっかりと愛すること、また他人を無条件で愛すること、これによって本当に自分の心が癒され、自信を持ち、自分はもっともっと良い自分として認めることができるようになります。今はその部分の奥底の寂しさによりまだ自分を認めることができず、どうしても他人の中にうまく入れない自分がいるのです。自分の中の寂しさを見つけ、光を当て、自分で愛を持っていき、まず自分から変わるようにしてみてください。

Hさんの感情において、あなたの感情のメカニズムに自分がやりたいことをやってもうまくいかず、また自分自身を成長させようとしてもなかなか成長しない、自分はやっているつもりでも認めてくれない、こういう深い感情があり、それによって自分自身が評価されない、理解されない、分かってくれないという感情になっています。この感情は小さい頃から自分が何もしっかりとできていない、完成させることができない、そういう思いとして残ってきました。自分は大きなことを成し遂げていない、良いことを成し遂げていないという感情からつくられております。これを引きずっているために何をやっても途中で止めてしまったり、中途半端に終わったり、完成できない状態になっています。この感情を克服するためにまず自分は何でも良いからやり遂げたというエネルギーをつくる必要があります。小さいことでも良いですから何かを完成させた、成し遂げた、そういうエネルギーをつくっていき、それによってだんだん大きなものを成し遂げていく、自分はできる、自分はできた、そういう意識をつくり上げていくのです。今はまだ成し遂げたという意識がほとんどできていないために、常にできていない自分、できない自分、自信が無い自分というエネルギーが強くなり、自分を否定し、うまくできない状態になっていきます。ぜひどんな小さなことでも良いですから、何かを成し遂げた、そういうエネルギーをつくり上げ、そこから大きなエネルギーへと発展させるようにやってみてください。

Iさんの感情において、あなたの感情のシステムはあなた自身が小さい頃から常に考えた世界があり、ある意味では憧れのように良い世界のように考えていたものがあります。その世界を理想としてあなたは感じ、そこに自分を持っていくことを考えていました。しかしそういう理想がつくられればつくられる程、なかなか現実化しづらく、うまくいかない状態が続いていきました。そして自分の感情がだんだん動き出し、何をやってもうまくいかない、良いところまで行っても最後はダメになる、こういう現実になっていき、認めてくれない、分かってくれないという感情へと進んでいきました。この分かってくれないという感情は小さい頃から感じている感情であり、自分自身がしっかりやっても評価されない、分かってくれないという状態になっています。自分が何かを成す時、何かを期待して行動すると必ずおかしな現象がつくられていきます。したがって何かを求めて行なうということを止めていき、ただやること自体に喜びを感じ、意味がある、そういう意識へとつくり変えるのです。何かを期待して行なうと必ず良くないことが起こされ、うまくいかなくなってしまうのです。やること自体に喜びを感じ、やること自体を楽しんでいる、そういう感情へとつくり変えていってください。

Jさんの感情において、あなたの感情のメカニズムはいろんな面において柔軟性があり、ある意味では自分でもうまくコントロールできる場合があります。しかし一度それができなくなるとまったく自分でコントロールできなくなり、自分でも理不尽と思うことを口に出したり、納得していないことを納得したかのように言ってしまう場合があります。ある程度の範囲においてはうまくコントロールできる状態にありますが、ある境を過ぎた時にもうコントロールできなくなり、自分でも訳が分からなくなってしまいます。これは自分自身の内面の強さがある意味では逆に現れたパタンであり、本当にある自分の強さ、それを理解して自分をコントロールできている時はとても良いのですが、その隙を付かれたり、その穴を付かれてせっかくコントロールしていたつもりが弱点を突かれた途端にまったくコントロールできなくなり、それが反対の状況をつくり出していくのです。強くコントロールしているという時程ちょっとしたもろさが弱点になってしまい、弱さや穴を見つけられると途端にすべてが弱くなってしまうのです。したがって強くなろう、強くなろうという意識をそれほど持つことなく、むしろ柔軟な考え、柔軟性を持たせておき、少々弱いところや欠点や穴があったとしても柔軟に捉えていき、大きな観点で眺めていく、そういう状況にしておくと必ずしも強い面ばかりを出す必要がなくなり、もっと柔らかく柔軟性を持って自分を見ることができるようになります。自分自身をただ強くコントロールしようとするよりは、もう少し柔軟性を持ち優しく自分をコントロールするようにしてみてください。

Kさんの感情において、あなたの感情の仕組みにはいろんな仕組みが複雑に関与しており、単純な感情ではなくなっております。初めはシンプルな感情だったのですが、だんだんいろんな人間とのかかわりの中で他の人の感情のシステムが自分にいろんな影響を与えていき、次第に複雑な感情のシステムへと変化してきました。自分自身を認めてくれる人が多い中では自分は素直に感情を表現でき、素直に行動することもできました。だんだん自分の言うことと反対のことを言って来たり、わざと対抗意識を持ってやってきたり、自分に挑戦してくるような感覚の人がいると自分はそこから完全に防御に回るか、あるいは気が付いたら防御のつもりが相手を強く非難するという感情へと動いていきました。こうやって自分自身の感情がいつの間にか初めの意図とは反対の方向に向かっていき、守るつもりが攻撃になったり、逃げるつもりが追いかける側になったり、いつの間にか複雑な状態へと変化を起こしてきました。今これをコントロールする状況として、どのような状況にあっても自分自身を客観的に見ること、相手を客観的に見るのではなく、自分自身を客観的に見ていく、今自分はどういう感情を出したのか、今自分は何を発言したのか、今自分はどういう行動をとったのか、自分自身を間接的に見ることが必要です。そして相手のしたことはただの幻想であり、ただの一つのビジョンにしか過ぎないこと、相手そのものの責任ではなく、自分からのエネルギーでただ見せられていること、それを本当に理解することにより、自分がいかに余計なところにエネルギーを使っていたのか、意味のないところにエネルギーを費やしていたかが分かるようになっていきます。自分が無駄なことをしている、自分が一人で勝手に問題を広げている、それを理解してくるとだんだん自分自身の言動が自分でも理解されていき、無駄な言動を取らなくなっていきます。自分を客観的に見て自分を少しでも楽な方向へと進めるようにしてみてください。

Lさんの感情において、あなたの感情の動きはあなた自身が自分で理解している感情とは別の感情の動きが他の人に伝わっていきます。したがってあなた自身が理解していることとは別のことが相手に感じられたり、相手がそう思ったりすることが時々あります。自分は自分で自分のことを理解し、こういう感情でこういうことを発言した、そう思ったとしても相手はまったく別のところを感じ、まったく別の解釈をしている場合があるのです。まだまだ自分と相手との間に接点がないことがあり、自分は自分の世界で止まっているのです。相手との間で良い感情を広げるためには相手を理解すること、相手の本質や相手の本質的なところを理解するようにする、そうすると相手と自分がもう少し繋がっていき、相手を正しく理解できるように変化していきます。少しでも相手のことを正しく理解しようとする、そういう気持ちを強く持つようにしてみてください。

Mさんの感情において、あなたの日常生活での感情の仕組みは初めから学びとしてつくられたシステムが強くあり、その仕組みにうまく合わさって現象化されているものといえます。したがって体験すべきエネルギーとしてつくられているために、どのような状況であろうとも目的としている感情のシステムが動き出していきます。それを通してあなたが何を理解していくか、いろいろ沸き起こる思いや感情は自分で良い方向へとコントロールできる、変えることができる、この気持ちが必要であり、そして実際に変えようとする強い意識が必要となります。変えようとする強い意識、それによって現実が本当に変わっていきます。感情を変えるだけではなく現実そのものが変化していき、それによってまったく新しい展開に進むこともあります。毎日の中でただ感情的に思うことよりは何か感ずること、何か強く思うこと、それによって流れも変わっていき、自分自身の人生の質そのものが変化していく、それを理解して自分自身の流れを変えることを進めていってください。

Nさんの感情において、あなたの感情のシステムは自分自身がなかなかうまく行動できない、自分がまだ理解できていない、こういう思いによってすべてが何か自分がまだ未熟であるという感覚の世界に入っております。これは感情というよりはまだ自分自身が確立していない状況と言えるでしょう。自分がしっかりと存在するためには自分の心の中の光を見つけ、光っている部分をしっかりと根源に持ってくる必要があります。自分が光という根源にするためには自分はすべてを理解している、すべてが分かっている、自分が自分の世界の中心になっている、これを本当に理解して実践する必要があるのです。まだどうしても自分を認めることができないために、自分が完全である、そういう意識をつくることが難しくなっています。ぜひ自分から光を出していく、自分の光を信じ、本当に光として出していく、ぜひそれを身に付け、その光で生きるようにしていってください。

Oさんの感情において、あなたの感情の仕組みはあなた自身の人生の中ではとても良い方の感情として使われている状況といえます。自分の日常の生活においてある程度うまくコントロールできており、それ程大きな破損には至ることがありません。この感情をうまく持っていかせるためにはこれをクリエイティブな方向への感情、物事を新しくつくり出していく、新しい世界に繋げていく、そういう意識の感情が必要となります。ただ毎日を無難に過ごすという感情よりは、何か新しいものをつくり上げていく、新しい光の中に入っていく、こういう感情が必要となるのです。そのためには日常の中で何か違和感があったり、違うと思うような感情が出た場合に、そこを強い光に変えていく、良い関係を保つためにどうするか、もっともっと良い光にする為にどうするかを考えていき、そしてより強い新しい光をつくることです。そうすれば感情は強い武器になり、光を発し、自分自身が新たな強い光と共に生きるようになります。ただ無難に過ごすという感情からより強い光で新しい流れに入っていく、そういう強い感情へと鍛え上げていってください。

Pさんの感情において、あなたの感情の仕組みは周りの多くの人が理解しているあなたの姿と、あなた自身が自分で理解している自分の姿との間に大きな違いが感じられます。自分で自分のことを見ている自分の姿と、周りの人が見ているあなたの姿ではかなり違うところがあり、それによって自分自身の評価が正しくできなくなっております。自分で自分のことをこうだと認識しても周りの人から話を聞くと自分の思っていた自分と違っていたり、うまく合わない自分になってしまうのです。これを解決するためには自分の感情そのものをしっかりと見つめていき、細かいレベルでどれが自分のどの感情なのか、自分はどの感情でどう変化したのか、感情による変化をしっかり見抜きそれを見つけることが必要です。自分の細かい感情を見つけていく時、一つひとつ自分がテーマになったことを思い出していき、それらの一つひとつが必ず何らかの人間とかかわりを持っています。一つひとつを整理する時、どういう人とどうかかわり合ってどういうエネルギーになったのか、それを見つけていくといろんな人との接点が少しずつ見えてきて、自分は他の人を正しく見ていなかったこと、自分は表面しか相手を見ていなかったこと、それに気が付いてきます。それに気が付いていき他の人を内面から見るようにしていくと、他の人も自分のことを正しく見るようになっていき、周りの人があなたに対して見ている見方が少しずつ自分にも理解できるようになっていきます。まずは自分自身を細かく見ていき自分をしっかりと調べていく、それによって周りとの関係を良くするように持っていってください。

Qさんの感情の仕組みにおいて、あなたの日常の生活において自分でも感情が何なのか、自分の感情とはどうなのかを考え、理解しようと意識を持っていくことがあります。今のレベルでは少しずつ感情をコントロールできるように進んできました。しかしまだどうしても根源のところで自分では手に負えない感情があり、自分でも気が付いた時にはまったくどうしようもできない状態として現れてきます。この奥底にある感情は小さい頃から持っていて、ずっとしばらくそのままに放っておいた感情といえます。それがだんだん大きくなり今表に出てきて常に自分を邪魔する感情となって現れてきます。この感情を変えていくためには自分自身が小さい頃どうだったのか、小さい頃つくり上げた感情はどういうものだったのか、それをしっかりと見ていき分析していくと他の人とのかかわりの中で嫌な目にあったことやひどいことにあったこと、だんだんそれが蘇ってきます。他の人にいろいろされたことや嫌な目にあったこと、まずそれらを見ていき、相手を許し、相手を認め、相手に対して慈悲や愛を送り上げていく、そうすることによって感情のエネルギーが少しずつ浄化され癒されていき、その感情のエネルギーそのものも消える状況になっていきます。感情のエネルギーそのものを消すというよりは、それをつくり上げた人間を思い出し、その人間を許していく、人間に愛と光を送っていく、そういうやり方で感情のエネルギーを浄化していくようにしてみてください。

皆さん方の感情の仕組みを説明してきました。一人ひとり個別の状況があり自分だけのつくり上げたテーマがあるでしょう。皆さん方の感情がなるべく早いレベルで浄化され、新しいエネルギーに変わるように、エネルギーを送っていきます。今話されたことを参考にしながら自分の感情のエネルギーが少しでも浄化され楽になるように心にエネルギーを感じていってください。

感情は他人の心が分かる、他人のことが分かる、そういう働きとしていずれ皆さんの能力として身に付いていきます。進化していくともっとさわやかなレベルで相手のことが感じられて相手の人生が分かってくる、相手の生き様が感じられてくる、そのようになっていきます。そのためにも良い感情として働かせるようにし、自分の意志でコントロールできるように持っていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。

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